製品のライフサイクルと環境負荷マスバランス

生産段階での取り組み

ゼロエミッションの継続・向上

akebonoは、廃棄物ゼロの実現に向けたゼロエミッションを推進し、2004年度までに国内主要拠点において、産業廃棄物埋め立てゼロを達成しています。国内で進めてきたゼロエミッション(定義:直接埋め立てゼロ、単純焼却ゼロ)は、曙ブレーキ山陽製造(株)が 2006年3月に、曙ブレーキいわき製造(株)が2007年2月に達成したことにより、全拠点で完了しました。

akebonoは今後も循環型社会の形成に貢献できるよう、リサイクルによる資源の有効活用や、廃棄物の処理コストの削減および処理方法の効率化を探究していきます。また、併せてゼロエミッションの基本である、Reduce(減らす)、Reuse(再利用)、Recycle(再資源化)をさらに進め、ゼロエミッションのレベルアップを図っていきます。

2009年度廃出物の内訳(国内主要拠点)

2009年度国内主要拠点の廃出物の発生量とリサイクル率

図:2009年度国内主要拠点の廃出物の発生量とリサイクル率
  • ※2009年度から、館林鋳造所を集計に加え、8拠点の数値データを記載しています。

国内主要拠点の廃出物の総発生量とリサイクル率

図:国内主要拠点の廃出物の総発生量とリサイクル率
  • ※総発生量には有価金属などの有価物を含みます。

CO2排出量の削減

akebonoは、2007年より省エネルギー・CO2削減プロジェクトを推進しており、各拠点でのCO2排出量削減につながる施設内の設備改善や省エネルギー活動を行っています。

京都議定書の日本国の目標 6%に対し、akebonoのCO2排出量削減目標を「1990年度比、2008〜2012年度平均で7%削減」と定め、活動を進めた結果、2009年度は目標値を上回る削減率で推移しています。

今後も、生産設備面での熱効率改善など、効率的なCO2排出量削減に取り組んでいきます。

2009年度主要拠点別のCO2排出量

  • ※CO2排出量データの集計対象は主要7拠点(山形、福島、三春、館林、岩槻、山陽、いわき)としました。

CO2排出量と売上高あたりのCO2排出量の推移

図:CO2排出量と売上高あたりのCO2排出量の推移
  • ※CO2排出量データの集計対象は主要7生産拠点(山形、福島、三春、館林、岩槻、山陽、いわき)としました。

水の使用量の削減

akebonoは、水資源の使用量低減に向けた管理の重要性から、1995年以来、水資源使用量の把握と、その低減に向けた活動を重要なテーマとしています。資源の有効活用に加え、水道水のくみ上げや浄化処理などに使用する動力で発生するCO2排出量の削減にも貢献します。

水使用の抑制や再使用化、さらに水量の管理や厨房、生活用水の適正化を行い、使用量の削減を進めた結果、2009年度には、1995年度比で55%削減しました。今後も積極的な削減活動を継続するとともに、排水量の削減に取り組み、環境負荷の低減に努めます。

水資源使用量推移

図:水資源使用量推移
  • ※7生産拠点(山形、福島、三春、いわき、館林、岩槻、山陽)

有害化学物質の削減(PRTR)

akebonoは、化学物質を適切に取り扱い、有害化学物質の削減に努めています。2009年度は、PRTR※対象化学物質の取扱量を前年度比6%削減しました。PRTR対象物質の大気、水域への合計排出量は、PRTR法が運用開始した2002年度比で55%の削減となっています。

処理業者へ移動しているPRTR対象物質の量は増加しましたが、これらは専門の処理業者の手で有機物質の回収などを行い、適切にリサイクルしています。六価クロムにつきましては2007年以降、すべての事業所で全廃を達成しています。

PRTR法対象物質の排出量(大気、河川)、移動量(廃棄物)

図:PRTR法対象物質の排出量(大気、河川)、移動量(廃棄物)
  • ※PRTR(Pollutant Release and Transfer Register)
    (化学物質排出移動量届出制度)
    環境汚染物質排出・移動登録のこと。化学物質管理促進法(PRTR法)により、その取扱量と環境への排出量、移動量の把握が義務づけられています。2009年の法改正により、対象物質数は、第1種指定化学物質が462物質、第2種指定化学物質が100物質です。