AKEBONO REPORT 2012
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お客様のニーズに応え「品質」を守ります品質マネジメントシステム(ISO/TS16949)品質マネジメントシステムの一つであるISO/TS16949は、海外自動車メーカーで導入されている一般的な自動車品質マネジメントシステムです。akebonoでは、国内自動車メーカーと海外自動車メーカーとのお取引に際して、ISO9001およびISO/TS16949の認証取得を進めています。2011年度は、外部審査機関による定期審査が行われました。審査の結果、不具合数では軽微な不適合が1件と過去最少となりました。改善要求は37件あり、これらの改善に取り組み「品質」を守ります。ISO/TS16949 取得状況2012年5月現在曙ブレーキ工業㈱本社系・自動車営業部門・開発部門(機構試作、摩擦材試作を含む)・ 品質保証部門・調達部門・ 製造部門・ 生産企画部門・ 生産技術部門・ 補修品営業部門・ 人財開発部門・ 監査部・ ㈱アロックス(梱包)拠点:認証取得範囲2011年定期審査実施ISO/TS16949*アケボノテック㈱は開発部門へ組織統合のため、三春製造㈱は拠点再編のため、表内から削除しました。ISO9001山陽製造㈱山形製造㈱福島製造㈱岩槻製造㈱補修品営業部門ドラムブレーキ館林鋳造所ブレーキ鋳物ディスクブレーキパッドブレーキライニング2010年 館林(ISO9001取得予定)2011年 館林(TS16949へ認証移行予定)、岩槻製造㈱(ドラムブレーキ認証取得範囲拡大予定)ディスクブレーキドラムブレーキ8営業所お客様とともに「補修品フェスタ」を開催日本各地の整備工場や自動車ディーラーの整備士の方々を担当する補修品営業部門では、年に一度、人財育成やコミュニケーション強化で総合力のアップを図る「補修品フェスタ」を開催しています。第3回目を日本橋本店にて2011年10月14日に行いました。今回は東日本大震災の復興支援のために活動した「東北プロジェクト」(p.8)の成果発表や部門改革をテーマにしたプロジェクトの進捗報告、グループ討議が行われ、参加者の情報・意識を共有化しました。エンドユーザーのニーズを直接聞くことができる補修品営業を強化し、そこから得られた情報を製品開発や品質保証の現場にフィードバックすることで、さらに安全で安心な製品づくりに結びつけています。品質保証部門の方針を説明して審査車両紹介コーナーakebonoでは「拡販なくして生産なし」のスローガンのもと、お客様である自動車メーカーの販売支援をしています。各製造拠点に車両紹介コーナーを設置し、カタログや売れ筋情報など、常に自動車の新しい情報に社員が触れられるような環境を整備し、車両紹介活動を進めています。これらの活動からもakebonoのブランド価値を高め、本業のブレーキビジネス獲得をめざしています。山陽製造㈱の車両紹介コーナー第3回補修品フェスタ東日本大震災の津波で被災した車両より回収したブレーキを展示

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