1. Home > 
  2. 製品・技術 > 
  3. 技術 > 
  4. 次世代技術

次世代技術

「曙の理念」が拓く、次世代技術

akebonoは、次世代自動車のニーズに対応するため、環境に負荷をかけない製品や新しいブレーキシステムの開発に取り組んでいます。

「摩擦と振動、その制御と解析」をコア技術と定めた「曙の理念」を技術開発のガイド役に、次世代技術の最前線で挑戦を続けています。

電動ブレーキ

電動ブレーキキャリパー
(開発品)
矢印部分が電動機構部分

電動ブレーキとは

電動ブレーキは、ディスクブレーキパッドの押しつけ機構を電動化したブレーキシステムで、ブレーキペダルを踏むと電気信号が発生して、キャリパー部分のモーターが作動し、車輪にブレーキがかかる仕組みです。

電動ブレーキのメリット

電動ブレーキは、電気信号を使うため状況に応じてピストンの動きを細かく制御でき、油圧配管やABSなどの油圧装置が不要で大幅な軽量化ができます。さらに、メンテナンスなどで廃液処理されるブレーキフルードが不要で、環境負荷軽減にも貢献でき、車両の安全性向上など、メリットが多く、大変注目を浴びている次世代技術です。

電動パーキングブレーキ

電動ブレーキには、パーキングブレーキを電動で作動するタイプもあります。パーキング専用ブレーキが不要になることで車両全体の軽量化に貢献できる上、スイッチやアクセルによるパーキングブレーキの操作が可能なので、ドライバーの運転負荷軽減にも貢献します。

低引きずりキャリパー

低引きずりキャリパー
(改良モデル)

ブレーキの引きずりとは

ディスクブレーキは、構造上、車が普通に走っているときもパッドとローターがわずかに接触しており、これがローターの回転抵抗となって引きずりが発生し、燃費に影響します。
しかし、パッドとローターの間を広げすぎると、そこに雨や雪が入り込んだり、異物をかみ込んだりして安全性や信頼性の低下につながるため、完全に離せばいいというものではありません。

高い精度が要求される技術

パッドとピストンの間隔は、ごくわずかに変化するだけでも、ブレーキペダルの動き出しからブレーキの効き始めまでのタイミングがずれ、ドライバーがブレーキに不安を感じるようになります。
低引きずりキャリパーは、パッドとローターの隙間をミクロン単位で最適化し、回転抵抗を減少させることで、自動車全体の燃費向上に貢献します。

低引きずりのメカニズム

図:低引きずりのメカニズム

低引きずりのメカニズム

摩擦材

環境に優しい原材料の開発

多種の原材料をブレンドしてつくる摩擦材には、変化の要素が多く、熱や圧力、速度の変化の中で、材料の特性を把握するためには、精密な調査が必要で、多くの時間と労力がかかります。
高度化する要求に応えるため、制動する(きちんと止まる)ことを第一とし、人体に影響を与える材料は使わないという方針のもと、つねに新しい材料を探っています。
また、製品の摩耗による粉塵を少なくする技術開発も進めています。

鉄道用鉛フリー焼結摩擦材

鉄道用摩擦材では、2002年に鉛フリー焼結摩擦材を開発し、以来、鉄道用摩擦材において鉛フリー化製品の納入率向上をめざしています。鉛フリー焼結摩擦材は、独自の潤滑材と金属マトリックスの調整と製法により、優れた摩擦特性を実現しています。

ポルシェ「パナメ−ラ」モデルシリーズに
採用されたディスクブレーキパッド

新幹線用ディスクブレーキライニング