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2011年09月13日

曙ブレーキ工業、ブレーキシステムをマクラーレンのMP4-12C GT3に供給

曙ブレーキ工業株式会社(代表取締役社長:信元久隆 本店:東京都中央区 本社:埼玉県羽生市)は、マクラーレンのFIA GTシリーズのレース専用カー「MP4-12C GT3」にブレーキキャリパーとブレーキパッドを開発および供給することになりました。

MP4-12C GT3は、マクラーレンの新型ハイパフォーマンスカー MP4-12CをベースにFIA GTシリーズのレース専用カーとして開発されました。GTシリーズ専用カーとしては1997年にF1 GTRの製造が終了して以来となります。マクラーレンは、GT3シリーズへの本格参加を2012年と発表しています。

当社は2007年よりF1のボーダフォン マクラーレン メルセデスチームのオフィシャルサプライヤとして、ブレーキシステムを供給し、共同で開発してきました。徹底した軽量化と高剛性、優れた冷却性、常に高い信頼性と安定した性能を非常に高い次元で実現するため、構造、材料、表面処理などすべてにこだわりを持って取り組んでいます。F1でのブレーキ技術開発で得た技術と経験を生かし、GT3シリーズに挑戦してまいります。

なお、MP4-12C GT3専用ブレーキキャリパーとブレーキパッドは独フランクフルトモーターショー(IAA 64th International Motor Show 2011、一般公開2011年9月15日から25日)の曙ブレーキ工業株式会社のブース(ブース番号4.0 B14)にて展示いたします。

 

MP4-12C GT3搭載のブレーキシステム
Front brake system
Akebono 6-piston monoblock caliper
378Ø x 36mm Iron ventilated disc

Rear brake system
Akebono 4-piston monoblock caliper
355Ø x 32mm iron ventilated disc