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2011年11月28日

2011年 MFJ 全日本ロードレース選手権シリーズ ランキング2位獲得! MuSASHiRTハルク・プロの本田重樹監督、高橋巧選手のコメントを掲載しました

高橋巧選手2011年 MFJ 全日本ロードレース選手権シリーズ最終戦となる第8戦が10月29日(土)~30日(日)に三重県 鈴鹿サーキットで開催され、JSB1000クラスの決勝戦が2レース制で行なわれました。akebonoのブレーキシステムを装着したMuSASHiRTハルク・プロの高橋巧選手(ホンダ CBR1000RR)はレース1は5位、レース2は3位でゴールし、ランキング2位を獲得しました。

レース1
開始直前に雨が降り始め、ウェットコンディションとなったこの日のレース。高橋選手はスタート直後の5位から途中8位まで順位を落としましたが、11周目には5位に浮上し、15周のレースを終えました。このレースで1位を獲得した秋吉耕佑選手は、レース2の結果を待たずに2年連続のチャンピオン獲得を決めました。

レース2
15周から12周に短縮されたレース2。高橋選手は柳川選手、芹沢選手と3位を争う展開に。レース終盤、柳川選手との激しい3位争いの末、最終周に柳川選手をかわし3位でチェッカー。その結果、高橋選手のランキング2位獲得が決定しました。

コメントをいただきました!

高橋巧選手 

高橋巧選手曙さんのブレーキを去年の最後のテストで使わせていただいての第一印象は「凄い効くブレーキ」です。今までに経験したことがないくらい効くブレーキだと思いました。

このブレーキだったらブレーキング勝負になっても勝負できると確信しました。

また自分がお願いしたことについて次の走行までに対策を考えてきていただいて、対応の早さがとてもありがたかったです。

いろいろわがままを言ってしまったので結果で恩返しをしたかったのですが、ランキング2位と悔しい結果で終わってしまいました。来年こそはチャンピオン目指して頑張ります。1年間ありがとうございました。

 

本田重樹監督 

本田重樹監督今年は東日本大震災の影響で全日本選手権の開幕が遅れ、通常の年よりシーズンオフが長くなりました。

関東周辺のサーキットも震災でコースにダメージを負ったため、十分な事前テストがこなせないままシーズンに入りました。しかし、そんな不安も吹き飛ばす安定したブレーキ性能。2シーズンぶりの参戦とは思えない素晴らしい安定性と効力をみせてくれました。

鈴鹿8耐でも、極限まで削ったコンパクトボディーのおかげで、他チームに対してピットワークでコンスタントに優位に立つことができました。順位こそ3位でしたがトップと同一周回数で、近年まれに見る高速バトルを最後まで安定したブレーキ性能で支えていただいた結果だと思います。

全日本選手権はランキング2位で終了しましたが、来年はチャンピオンを目指して、さらに進化したマシンで結果を残したいと思っています。