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2018年01月23日

曙ブレーキ、桃苑寮が「第34回福島県建築文化賞」特別部門賞を受賞

曙ブレーキ工業株式会社(代表取締役社長:信元久隆 本店:東京都中央区 本社:埼玉県羽生市)のグループ会社である曙ブレーキ福島製造株式会社(以下、福島製造)の女子寮「桃苑寮(とうえんりょう)」が、福島県が主催する「第34回福島県建築文化賞」特別部門賞を受賞し、1月22日(月)に杉妻会館(福島県福島市)で開催された表彰式において、内堀福島県知事より表彰状が授与されました。

信元社長が出席した表彰式の様子

信元社長が出席した表彰式の様子

同賞は、福島県内において、地域の周辺環境に調和し景観上優れている建築物等を表彰し、魅力あるまちづくりに対する意識の高揚を図ることを目的として設けられた賞です。今回の「第34回福島県建築文化賞」では、応募作品62点のうち11作品が選定されました。「桃苑寮」は働きながら学校に通う勤労学生(保育士免許取得を目指すことから「保専生」と呼ぶ)が共に生活し、学び、憩い合う場として、新築に際しては女性による計画・設計・施工チームで意見交換が重ねられ、創り上げられました。間仕切りを閉じると講義室になるホールや吹き抜け階段ホールを中心に、明るく一体感のある寮生活空間が生み出されている点が評価されました。

曙ブレーキでは、女性の社会進出を支援するために、1965年より勤労学生制度を導入しています。受賞した「桃苑寮」は福島製造が稼動した1971年に、3年間働きながら学校に通い学ぶ勤労学生の支援を目的に建てた寮で、2016年に老朽化のため新築しました。この寮で過ごした卒業生は1,500名を超え、社会に貢献しています。

<施設概要>

桃苑寮外観

桃苑寮外観

桃苑寮内装

桃苑寮内装

建設名称:
桃苑寮(2016年3月竣工)
特徴:
環境を配慮し、福島の木材を使用した他、自然光で過ごせる天窓を採用
 
基礎には天然石を砕いたエコ地盤を採用
建設地:
福島県伊達郡桑折町大字成田字新宿10番地 曙ブレーキ福島製造内
敷地面積:
2,192m2
延床面積:
1,249m2
構造:
地上2階木造
設計監修:
株式会社プランテック総合計画事務所
施工:
株式会社亀岡工務店(本社:福島県福島市)