AKEBONO REPORT 2011
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曙ブレーキ工業株式会社地域社会とともにともに地域の発展をめざします学校見学受け入れakebonoは社会貢献の一環として、小学校から自動車大学校まで広く教育機関の見学を受け入れています。2010年5月には日産学園日産栃木自動車大学校の学生24名と教員3名の方々が岩槻製造㈱を訪れ、製造工程を見学されました。日頃自動車整備を学んでいる皆さんとあって、真剣な眼差しでラインの動きを見つめ、ブレーキ作動時の鳴きをなくす工夫や点検の周期などについての質問が飛んでいました。また、Ai-Cityには2010年度、近隣の11小学校、計1,379名の児童が来社し、社員の説明に聞き入り熱心にメモをとる姿が見られました。日産学園日産栃木自動車大学校生の工場見学(2010年5月25日)埼玉大学教育学部付属小学校の工場見学(2010年11月19日)地域清掃・緑化活動akebonoは全拠点で地域の美化活動に貢献しています。福島製造㈱では2010年5月、会社周辺の道路の清掃を行いました。社員はもとより、その家族や子どもたちに加え、本社新入社員実習生を含め、総勢70名が参加。収集したゴミは1時間で15袋にもなり、地域貢献につながる有意義な1日になりました。山形製造㈱では2010年6月に班長会が主体となって街路樹の花壇に花植えを行いました。当日は有志が多数参加し、赤とピンクのベゴニアの苗を18ヵ所に定植。その後も班長会のメンバーが交代で手入れを続けています。福島製造㈱清掃ボランティア(2010年5月9日)山形製造㈱の街路の花植え(2010年6月)地域社会との交流活動福島製造㈱ではボランティア活動の一環として、あけぼの太鼓の出張演奏を行っています。2010年10月には「桑折宿」街道まつりに招待され、太鼓部に所属する保専生*がきりりとした表情で威勢のいい太鼓を披露しました。町をあげてのイベントである秋祭りを盛り上げるという大役を果たし、地域社会とのつながりの強さを感じるとともに、地域の皆様とのコミュニケーションを深めることができました。「桑折宿」街道まつりでの演奏(2010年10月17日)*保専生:就職進学制度を利用してakebonoで働きながら学校に通う社員。TOPICS曙ブレーキ工業労働組合の社会貢献活動労働組合では2010年度も施設のお手伝いや日常的に参加できるアルミ缶の回収(1,000kgで車椅子1台寄贈)、国際貢献の一環として使用済みインクカートリッジ回収活動(ダルニー奨学金制度へ協賛)、交通遺児等を支援する会のチャリティーバザーへの物品提供など、さまざまな活動を行いました。財団法人民際センター主催の研修ではラオスを訪問して子どもたちとともに生活し、連合救済ボランティアでは東日本大震災の復旧支援にもスタッフを派遣。支援を必要としている地域の方々の課題解決に向けた取り組みを進めました。労働組合ではこれからも継続的に支援の輪を広げていきます。ラオスでの国際貢献ボランティア(2011年3月)連合救済ボランティアへの参加~東日本大震災(宮城)~(2011年4月)

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