AKEBONO REPORT 2011
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曙ブレーキ工業株式会社社員とともに沸き立つ会社をめざしてコーポレートブランド(CB)推進活動akebonoは、2005年から企業価値の向上をめざしたCB推進の全社横断的な会議を定期的に開催しています。各部門におけるCB向上に向けた取り組みを会議で共有し、部門を横断した取り組みの提案や施策決定を行っています。2010年度は合計12回の全社会議を開催しました。また、自動車メーカーやお取引先様を対象としたアンケート調査を定期的に実施しています。これは、CB推進活動の結果を定点観測するとともに、お客様やお取引先様からの意見や要望を把握することを目的としています。アンケートの結果を分析することでステークホルダーの期待を理解し、各部門の具体的な取り組みに反映しています。ワクワクステーションakebonoは、社員の誇りを促す取り組みとして「ワクワクステーション」という施設を国内全拠点に整備しています。情報ボードと呼ばれる掲示板を用いてakebonoに関する多様な情報が社員に対して発信されます。新製品に関する情報やF1に関する情報など、さまざまな場面でakebono製品がお客様の役に立っていること、あるいはakebono製品の活躍の様子が見られるようになっています。また、生産拠点における取り組みもワクワクステーションを使って全社に配信されます。岩槻製造㈱で起こっていることを掲示情報を通じて福島製造㈱のワクワクステーションで見られるなど、社員がakebonoグループの一体感を感じながらその魅力を高めていこうという気運につなげていくことをめざしています。2010年度は203件の情報が全社に発信されました。部門単位でもCB会議を実施(2011年2月25日)福島製造㈱ワクワクステーションAi-CityワクワクステーションTOPICSakebono参観日akebonoでは「家族に誇れるブランドを」という考え方をCB推進活動の中で大切にしています。この考え方を実践する取り組みの一つに社員の家族のための職場見学会「akebono参観日」があります。2010年度は館林鋳造所(参加120名)、福島製造㈱(同32名)、山陽製造㈱( 同20名)、Ai-City 本社 ( 同103名)、岩槻製造㈱(同69名)で実施し、合計で344名の社員の家族が参加しました。職場見学した家族からは「お父さん、かっこよかったです。これからもがんばってね(小学生の娘さんより)」や「転勤して1年。夫がどんなところで働いているか心配していましたが、元気に仕事をしていてくれて安心しました(奥様より)」「家に帰ったら、子どもがパパのブレーキを造る動作をマネするようになりました。その仕草がとてもかわいいです(奥様より)」などの感想が寄せられました。職場に対する家族の理解が深まることで、社員の自社への誇りにつながることを期待しています。ブレーキの仕組みを紹介(館林鋳造所 2010年7月3日)昼食体験(福島製造㈱ 2010年7月27日)参加された家族の皆さん(山陽製造㈱ 2010年8月26日)ブレーキの組み付け体験(岩槻製造㈱ 2010年11月23日)

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