AKEBONO REPORT 2011
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曙ブレーキ工業株式会社内閣府から授与された盾育児休職中の春山和江(法務・知的財産部)akebonoグループの制度利用者* 2010 年度利用者のうち法定基準を上回る条件での利用者は、育児休職で2名、育児短時間勤務で4 名です。■キャリアパートナープラン「キャリアパートナープラン」は子育てや介護、配偶者の海外転勤などの家庭責任を理由に退職した社員に、再びakebonoで働く機会を提供する制度です。2008年4月に制度を導入し現在5名が登録しています。2010年度は登録者のうち1名が同制度を利用して再びakebonoの社員として働き始めました。■ボランティア休職制度1992年に制度整備を行ったボランティア休職制度に、2010年度に初めて利用者が出ました。利用者は、2010年6月から2年間、JICA青年海外協力隊の理数科教師隊員として、ガーナ(アフリカ)でボランティア活動を行っています。海外労務管理akebonoでは、海外拠点における労務課題を経営課題の一つと捉えています。2010年度よりタイのAkebono Brake(Thailand)および中国の広州曙光・曙光(蘇州)で働く社員と個別面談を実施し、社員の声・要望・提言を吸い上げ、作業環境や労働条件の改善につなげました。労使関係については「労使協調」を基本方針として、話し合いによる協調的関係の構築に努めています。2011年1月にはアジア拠点において日本が積極的に関与・サポートすることを目的として「海外労務対策室」を人事・総務部門に設立しました。これからも各国の国民性や労働慣行を理解・尊重したうえで、海外拠点の労務管理をサポートしていきます。「会社に復帰した際は、小さな形でも仕事で何かを還元したい。自分が先駆けて協力隊へ現職参加することで、世界に出ていく後輩が続くことを願っています」。森田剛旭(自動車営業部門)■社員の状況(連結)国内・海外社員数比率国内年齢別社員割合

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