AKEBONO REPORT 2011
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曙ブレーキ工業株式会社社員とともに社員自らで健康を守る取り組みを進めていますakebonoは、自分の健康は自分で守る「自己保健義務」を基本方針として、人事総務部門に健康管理室を設置し、社員とその家族の健康を守る取り組みを進めています。また、新勤怠管理システムの導入により、社員一人ひとりが就業データを自己の健康管理に活用できる仕組みも整えました。健康管理体制の強化■健康管理情報の一元管理akebonoでは、健康診断の結果など、国内グループ全社員の健康管理情報のデータベース化を進めています。人事異動などで勤務地が変わっても、異動先の産業医および保健スタッフが的確な健康指導を行える体制を構築します。■定期健康診断、人間ドック定期健康診断では、2011年度より受診項目における30歳以上の年齢制限を撤廃し、全社員がすべての項目を受診するよう変更します。また40歳から、5年おきの定期的な人間ドックの受診で、疾病の早期発見と治療および社員一人ひとりの健康維持・管理に役立てます。厚生労働省「がん検診企業アクション 推進パートナー企業」への登録akebonoは「 がん」に対する理解を深め、がん検診の受診を促進するため、2011年1月「がん検診企業アクション推進パートナー企業」に登録しました。キャンペーンでは「がん検診のススメ」と題した小冊子を社員に配布し、社員とその家族に対して早期発見、早期治療の有効性を啓発しました。福島製造㈱で開催された「こころの健康管理メンタルヘルス研修会」( 2010年12月2日、9日)「健康あけぼの21」参加者数1,735 1,7741,899 1,976 1,893(人) 2,943資料編経済性報告環境報告社会性報告特集メンタルヘルスへの取り組みakebonoは、メンタルヘルスを社員の健康管理上の重要な課題の一つと捉え、メンタルヘルス講習会を国内全拠点で実施しています。臨床心理士による2010年度の相談件数は前年度比で2倍の167件となりました。2010年度から開始した自己診断形式による「メンタルヘルス職場診断」は、社員一人ひとりのメンタルヘルスに対する関心を高めると期待しています。今後もメンタルヘルス職場診断は継続的に実施する予定です。■「健康あけぼの21」健康支援プログラム「健康あけぼの21」(目標設定型健康づくり運動)では、2005年から社員と家族の健康をサポートし、楽しみながらできる健康づくりプログラムの継続拡大をめざしています。がん検診登録証乳がん撲滅キャンペーン月間の2010年10月、米国AkebonoBrake, Clarksville Plantの全女性社員を対象に健診カードを入れたギフトバックを配布し、健診受診の促進と早期発見の重要性をアピールしました。写生大会のイベントも開催し、乳がん撲滅キャンペーンのシンボルである「ピンクのリボン」にちなんだ景品を配布しました。

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