AKEBONO REPORT 2011
34/72

曙ブレーキ工業株式会社環境マネジメントISO認証・環境教育・環境監査広州曙光制動器有限公司が認証取得旧三春製造㈱による初のISO14001認証取得(1999年)から2010年度まで各グループ企業は2 ~ 3回の更新を実施、さらに間接部門やお取引先様を取り込んだ幅広い活動を進めています。海外では2009年のAkebono Brake (Thailand)Co., Ltd.( AKBT)に続き、広州曙光制動器有限公司(広州曙光)が2010年9月に認証を取得しました。環境監査結果を環境マネジメントシステムに反映環境マネジメントシステムの監査は外部認証機関によるISO14001認証更新審査(3年に1回)、外部監査(年1回)と社内内部監査員による内部監査(年1回以上)を実施しています。2010年度の監査では「改善活動の達成状況把握」「チェックシート項目見直し(範囲の適正化・基準の見える化)」などが主な観察事項として取り上げられました。システム全体は適切に構築、運用されており、積極的な改善活動が環境負荷低減に大きく寄与していることを確認しました。観察事項の指摘を受け、タイムリーな評価と記録の実施など改善を行い、さらなる環境負荷低減活動につなげます。【観察事項】顧客要求や社内ルールを満たさない「不適合」までには至らないが、将来的に不適合になる懸念のある事象。体験研修で、環境保全の意識向上を図るakebonoでは、新入社員教育や一般教育をはじめ、全社員を対象にした啓発活動など、環境意識の向上を図る教育システムを整備しています。一人ひとりの社員が環境に対する役割を自覚し、自発的な行動へとつなげる教育を継続的に実施しています。また、モノづくりセンター内にある「環境道場」では、エアー(圧縮空気)漏れ時に発生する超音波を検知する原理と探知器の使用法の講習を新規に加え、講習内容のレベルアップを図っています。2010年度の「環境道場」受講者は33名となりました。主な環境教育教育区分教育内容新入社員教育環境問題概要と環境への取り組み一般教育環境方針と職場の環境側面、各自の役割専門教育ISO14001内部環境監査員の養成・研修 *7拠点(山形、福島、三春、館林、岩槻、山陽およびAi-City)の合計値**2006年4月から設置主要な環境関連の資格取得者数 (2011年3月31日現在)資 格 名 資 格 者 数*(人)内部環境監査員 146公害防止管理者 32水  質 13大  気 13振  動 2騒  音 3騒音・振動 1エネルギー管理士 7浄化槽管理士 3特別管理産業廃棄物管理責任者 10作業環境測定士 1100人10人1人配管のエアー漏れを検出する研修。省エネに貢献します更新審査(1回/3 年)認証取得更新スケジュール(年)ISO14001 認証取得状況拠  点山形製造㈱福島製造㈱岩槻製造㈱㈱APS*Ai-City(本社)館林鋳造所㈱中央技術研究所**㈱アロックス***山陽製造㈱ABE(北米)ABG(北米)ABCS(北米)ABCT(北米)アケボノヨーロッパ・ゴネス(仏)アケボノヨーロッパ・アラス(仏)AAIJ(インドネシア)曙光(蘇州)(中国)AKBT(タイ)広州曙光(中国)* 00/03 は「2000年3月にISO14001認証取得済み」を意味します。*各拠点の正式名称はp.66-67をご参照ください。**印の事業所は岩槻製造㈱の構成ブロックとして認証取得。***印の事業所はAi-Cityの構成ブロックとして認証取得。****印の事業所は2007年7月生産技術部門の登録拡大に伴い取得。 2010年3月岩槻製造㈱の構成ブロックへ編入。*館林鋳造所はAi-Cityの登録拡大に伴い取得。*三春製造㈱、いわき製造㈱は2009年度で稼働停止したため削除しました。 生産技術部門は2010年よりAi-Cityの構成要素に編入したため削除しました。 山陽製造㈱は総社工場が第1工場に生産移管のため、第2工場は第1工場に認証を統合しました。

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です