AKEBONO REPORT 2011
41/72

曙ブレーキ工業株式会社生産段階での取り組み適切に化学物質を取り扱っています2010年度PRTR法対象化学物質の排出量実績単位:t / 年度取扱量排出量移動量除去処理量消費量物 質 名* 大気水域埋立リサイクル(製品付着)09年度10 年度09年度10 年度09年度10 年度09年度10 年度09年度10 年度09年度10 年度09年度10 年度亜鉛水溶性化合物アンチモン及びその化合物キシレン三価クロム化合物クロロベンゼントリエチルアミヘキサメチレンテトラミントルエンニッケル化合物フェノールふっ化水素及びその水溶性塩マンガン及びその化合物モリブデン及びその化合物総 合 計PRTR法対象物質の排出量(大気、河川)、移動量(廃棄物):移動量移動量排出量(大気・河川)有害化学物質の削減(PRTR)PRTR(Pollutant Release and Transfer Register: 化学物質排出移動量届出制度)とは、有害性のおそれのある多種多様な化学物質が、どのような発生源からどれくらい環境中に排出されたか、あるいは廃棄物に含まれて事業所の外に運び出されたかというデータを把握・集計し、公表する制度です。この制度に基づいた化学物質管理促進法(PRTR法)で、その取扱量と環境への排出量、移動量の把握が義務づけられています。2001年4月に354の第1種指定化学物質についてその調査報告が義務づけられ、その後の法改正で対象物質数は第1種指定化学物質(462物質)と第2種指定化学物質(100物質)に拡大されました。法改正は2009年10月から施行されています。対象となる化学物質を製造したり、使用したりする事業者は、環境中に排出した量と、廃棄物や下水として処理するために事業所の外へ移動させた量を把握し、年に1回行政機関に届け出ることになっています。2010年度、akebonoはPRTR対象化学物質の取扱量を前年度比5%削減しました。PRTR対象物質の大気、水域への合計排出量はPRTR法が運用開始した2002年度比で48%の* 国内全生産拠点を対象に、取扱量が1t/ 年以上の物質を集計し掲載しました(**印の物質については0.5t 以上を集計し掲載しています)。* 六価クロム化合物は2007年より全廃したため記載を省略しています。* トリエチルアミンは10年度より集計対象物質となっております。資料編経済性報告環境報告社会性報告特集削減となっています。処理業者へ移動しているPRTR対象物質の量は増加しましたが、これらは専門の処理業者の手で有機物質の回収など、適切にリサイクルされています。なお、2010年度よりトリエチルアミンが集計対象物質と新規追加されました。六価クロムにつきましては2007年以降、すべての事業所で全廃を達成しています。

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です