AKEBONO REPORT 2013
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Akebono Brake Astra Indonesia(AAIJ)の取り組みakebonoのインドネシア拠点、Akebono Brake AstraIndonesia (AAIJ) は、「ワンダフルカンパニー活動*」の一環として、2012年10月にオープンしたAAIJ新オフィス・工場敷地内の緑化活動に取り組んでいます。緑化活動により職場環境を美化するだけでなく、CO2や排気ガスの吸収量を増やすのが狙いです。さらに敷地の周囲には、騒音吸収効果に優れたアショカの木を植えるなど、地域に配慮した環境整備が進められています。* AAIJが2007年から取り組んでいる「グローバルプレーヤー」をめざす総合的な企業活動Akebono Brake, Elizabethtown Plant (ABE) の取り組みABEでは、2012年度に廃棄物約1万4,000tを再資源化しました。内訳は、ダンボール300t、高密度ポリエチレンプラスチック50t、プラスチックフィルム30t、金属スクラップ1万3,957t、使用済み蛍光灯・電池・パソコンを含む電子ゴミ約7tです。とりわけ環境リスクの高い有害ゴミについては、安全に処理されるよう収集に取り組んでいます。2012年9月8日には、毎年米国の環境週間(9月第3週)に関連して行われる「ハーディン郡 家庭の有害ゴミの収集」イベントに5年連続で協賛し、古い農薬、ペンキ、溶剤その他薬品等を含む有害廃棄物約11tの収集に貢献しました。環境マネジメント人と環境により優しい会社をめざして:各国での取り組みakebonoは、世界各地で人と環境に配慮した事業運営を推進します。Glodokan Trees (Polyathia longifolia)Glodokan Trees (Polyathia longifolia)クラークスビル/モンゴメリー郡から「グリーンビジネス認証」の表彰akebonoの米国拠点Akebono Brake, ClarksvillePlan(t ABCT)は、2013年4月に米国テネシー州クラークスビル/モンゴメリー郡より「グリーンビジネス認証」を取得し、表彰されました。ABCTは、主にドラムブレーキ、ローター、コーナーモジュールを生産しています。同工場は国際規格であるISO14001を取得しているほか、独自の環境取り組みが評価され、今回の表彰につながりました。ABCTは、クラークスビル/モンゴメリー郡のゴミ処理場とも連携しながら、オフィスゴミのリサイクル強化に努めています。また、紙・プラスチック包装材の削減や超高性能フィルターによる排水ろ過、オンライン教育(p.36)を通じた従業員に対するエコ生活の奨励などの取り組みを行っています。モンゴメリー郡のキャロリン・ボウワー郡長(写真:前列左から2人目)は、以下のようにコメントしています。「この地域は年々人口が増えていて、その中で埋め立てゴミの量を毎年削減していくのは大変難しい課題です。にもかかわらずそれを達成できているのは、akebonoのような企業の努力のおかげだと思います。」ABCTはこれからも現地で他の企業のモデルとなるような環境経営の推進に取り組みます。Akebono Brake, Clarksville Plant (ABCT)TOPICS60cmの大ハサミでのグリーンテープカットセレモニーAAIJ 敷地内では、街路や公園や寺院などに植えられるプルメリアが毎日カラフルな花を咲かせています敷地内に植えられたマンゴー、プルメリア、月橘。歩道の縁石が黒白なのはインドネシア流境界に植えられたアショカの木。アショカはジャカルタでよく見かける家庭内の有害ゴミ収集イベントを告知する横断幕クラークスビル/モンゴメリー郡「グリーンビジネス認証」【アショカの木】幹が真っ直ぐに伸び、軽量で成長が早いため帆船のマストに使われていた。吸音性にも優れる。【月橘(げっきつ)】ミカン科の常緑樹。名称の由来は花が月夜によく芳香を放つことといわれている。英名オレンジジャスミン

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