AKEBONO REPORT 2013
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Global30」達成に向けて事業の拡大と企業価値の向上、競争力強化をめざし、akebonoは成長目標として「Global30 」(OEMディスクブレーキパッド世界シェア30%獲得)を掲げています。akebonoの長期ビジョン(2020年度にめざす姿)として、「Global30 」達成のほか、「8-8-12の達成(原価率8割、販管費率8%、営業利益率12%)」「グローバル供給網確立(グローバルでの商品供給網確立をめざす)」「グローバル開発体制確立(各開発拠点での開発体制を共有し、グローバル開発へ)」の実現をめざします。その達成に向けて、2015年度を最終年度とする新中期経営計画「akebono New Frontier 30-2013 」(aNF30-2013)を2012年11月に策定しました。aNF30-2013では、「Global30」達成への布石として、2015年度中にOEMディスクブレーキパッド世界シェア20%の獲得をめざすほか、数値目標として、「連結売上高2,500 億円」「連結営業利益200億円」「連結営業利益率 8%」を挙げています。3つの重点施策新中期経営計画aNF30-2013は、●「将来に向けた技術の差別化」●「革命的原価低減に向けた努力の継続と海外への展開」●「日米欧アジアへのグローバル化の加速」を3本の柱としています。■将来に向けた技術の差別化これまで培ってきたノイズや振動に対する知見をさらに深めるとともに、それらをベースとした共通化/標準化・低コストブレーキ等のコスト面での圧倒的な強さに取り組んでいきます。環境対応型ブレーキとして鋳鉄からのアルミ化、鋼材の樹脂化などの軽量化技術開発や、環境負荷軽減製品として銅レス、銅フリー、アンチモンフリー摩擦材の開発、CO2削減や燃費向上などに効果のある低引きずりキャリパーの開発、電動化など攻めの成長戦略を加速します。キャリパー・パッド・ローターのモジュール開発と防錆対策としてのFNC(軟窒化表面処理)ローターなど新技術を適用した新商品に取り組んでいきます。また、地球環境に優しくコスト競争力の高い、省エネ効率を50%向上させた次世代生産設備の開発、高性能車に装着される製品、新興国で求められている小型・低価格車市場でも大きなシェアを取るための技術など競争力強化に取り組んでいきます。特集:新中期経営計画次のステージのグローバル化に向けて「Global30」達成をめざす新中期経営計画「akebono New Frontier 30-2013」を策定売上高(億円) 中期経営計画目標成長目標2007年度2008年度2009年度2010年度2011年度2012年度2015年度目標2020年度目標1,8471,5961,3062,166 2,096 2,0602,5003,000OEMパッドシェア18% 20% 30%営業利益43億円(利益率2%)営業利益200億円(利益率8%)営業利益360億円(利益率12%)01 0203 04Global30の達成OEMディスクブレーキパッドの世界シェア30%をめざす8-8-12の達成原価率8割、販管費率8%、営業利益率12%をめざすグローバル開発体制確立各開発拠点での開発体制を共有し、グローバル開発へグローバル供給網確立グローバルでの商品供給網確立をめざすakebonoの長期ビジョン(2020年度成長目標)

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