AKEBONO REPORT 2014
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白田:みんな多かれ少なかれ同じだと思うのですが、自分の業務の中で、必ずしも「プラス」と感じる仕事ばかりなわけではないと思います。このプロジェクトに関わることで、「プラス」の仕事って本当に大切なんだなとあらためて確認しました。プロジェクトメンバーに選ばれるまでは、85周年記念行事への関心は、実は、低い方でした。でもこれがきっかけで「やらされる」ではなく、「やる」と考えられるようになりましたし、自分の業務や会社の将来について前向きに考えていくチャンスになると、あらためてこの機会を与えてもらい良かったと思っています。小野:今までの業務への向き合い方を振り返ってみると、日々の業務に追われ、1年か2年先までの短期的なビジョンしか描けず、さらに先の定年までなんてどうしたらいいのか、見当もつきませんでした。プロジェクトに参加し、85周年、その先の100周年を見据えることで、15年後の自分はどうなっていたいのか、またそれを実現するには1年後、2年後、5年後どうすればいいのか、そのために半年、1か月、1日単位で何をすべきかなどを考えて、毎日前向きに行動するようになりました。参加させてもらって本当に良かったと思います。佐久間:プロジェクトとして活動することは、もちろん大変な面もあります。でも、通常業務ではあまりチャンスのない、大きな規模のイベントに関われるということ自体もそうですし、前向きでモチベーションの高い、素晴らしいプロジェクトメンバーと一緒に活動する中で、影響を受けたことはたくさんあります。違う拠点で活躍しているメンバーならではの斬新な考えやユニークな意見を聞くことができ、自分の学びになっていると思います。世古:もし私の担当している経理の仕事だけでしたら、ここにいるメンバーと連絡をとることはほとんどなかったと思います。こうした機会を得て、みんなと話ができ、困ったときに相談できるさまざまな世代の仲間ができたことは、自分にとって大きな変化ですし、とても嬉しいですね。石井:私も、モチベーションが上がっただけでなく、周囲との連携やコミュニケーションの大切さを実感できました。人と接する人事総務に所属していますが、本来の業務でしっかり周りを巻き込んで仕事できているか改めて見直したところ、これまでその部分が足りなかったと反省しています。このプロジェクトを通じて多様な視点や考え方を知り、成長できて良かったと思います。林:通常業務において、以前は、役員をはじめ、部長、課長の考えを後輩に伝える際に、本当に自分はしっかり理解できているのか、後輩にはどうしたらきちんと伝わるのか、悩むことがありました。このプロジェクトでは、上下の垣根がないフラットな関係ができているため、多様な考え方もしっかりと理解できます。こうしたことが、通常業務においても上司や先輩はもちろん、後輩の立場や考え方への理解を深めることにもつながっています。100周年に向けて、15年後のビジョン今泉:15年後もますます新しいことにチャレンジする気概に溢れた会社であってほしい。さらに、新しいことにチャレンジする中で、「え~っ!? こんなところにも曙ブレーキが付いているの?」という驚きや感動を与えられる会社として成長し続けていきたいと思っています。私個人としては、15年後は定年を5年後に控えているころです。その時にも、会社とともに成長している自分でありたいですね。このプロジェクトでも、多様な仲間から影響を受け、自分の考え方や仕事の進め方に変化がありました。今後もそういった小さな変化の積み重ねの中で成長し、結果的に会社になくてはならない存在になれたらと思います。フィービッヒ:15年後は40代半ばになっています。そのころには責任あるポジションで、大きなプロジェクトを担当していたいですね。akebonoはいいところのたくさんある会社ですが、改善しなければならないところもあると思います。みんなが会社の将来や自分の仕事に希望を持って働けるよう、良いところは伸ばし、悪いところは改善していって、もっ85周年を記念して、F1のマクラーレンチームとのコラボレーションポロシャツを製作。胸にはマクラーレンのロゴとakebonoの85周年ロゴがプリントされています。

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