AKEBONO REPORT 2014
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投資家や証券アナリストへの情報発信における取り組み 2013年度は個人投資家向け説明会の開催回数・内容ともにさらなる充実を図り、8月には129名、2月には200名を超える方々に会社概要や歴史、製品への理解を深めていただく機会を設けました。 また、機関投資家や証券アナリスト向けに、中国の広州曙光制動器有限公司の見学会を2014年3月に開催、17名の方にアジア市場の現状をご覧いただきました。さらに4月には福島県いわき市のテストコース「Ai-Ring」の施設見学会・試乗会を実施しました。20名の方々に参加いただき、akebonoの開発現場での取り組みについてのご説明を行っています。 加えて、ラジオなどの媒体を通じた情報発信も行うなどより多くの方々にakebonoを知っていただけるよう取り組んでいます。「IR優良企業特別賞」を初受賞 2013年12月、一般社団法人日本IR協議会から、IR活動が年々向上していること、IR部門はトップとの距離が近く、ポジティブ・ネガティブにかかわらず情報を適切に開示していること、各種説明資料内容の充実と分かりやすさなどが評価され、「IR優良企業特別賞」※を初受賞しました。※ 「IR 優良企業賞」とは、優れたIR 活動を行う企業に贈られる賞です。2013年度は、276社の応募企業からIR優良企業大賞1社、IR優良企業特別賞5社、IR優良企業奨励賞2社が選ばれました。グローバルでのIR活動 海外の投資家にも広く情報を提供するため、海外IR活動の充実にも努めています。2013年度は、各地域を合計7回※訪問し、IR 活動を実施しました。また外国人投資家による決算発表後の取材にも積極的に応えるなどの取り組みは外国人投資家の持株比率上昇につながっています。 IRサイトでは決算説明会のノート付資料や質疑応答の概要を日本語・英語で掲載、2013年度は仏語の資料の掲載など、海外からのアクセスも考慮し、内容の充実に努めています。 今後も積極的な情報発信により、akebonoの価値を伝えていく機会を増やし、株式市場においても「選ばれる企業」をめざしていきます。※ 北米2回、欧州1回、アジア1回、証券会社主催のカンファレンス3回IRサイトのURL:http://www.akebono-brake.com/ir/index.htmlグローバルに各地域に根付く グローバルでの生き残りのためには、SGQCDDM※の強化が必要です。この強化には、各地域の現地お取引先様との相互理解と信頼関係が重要となります。グローバル展開においては、「人間尊重」を念頭に、現地のサプライチェーンにおいてもコミュニケーションを重視しながら、地域の慣習や文化、価値観などを理解・尊重していきます。また、現地お取引先様選定の際は、児童労働などの人権侵害がないよう管理を徹底しコンプライアンスにも配慮し、持続的な相互発展をめざしていきます。※S:Safety 安全 G:Global グローバル Q:Quality 品質 C:Cost コスト D:Delivery 納期、リードタイム D:Development DDと続くことで「差別化された開発」 M:Management 経営ウェブサイトに「困りごと通報窓口」を設置 すべての調達活動において、信頼関係にもとづいたお取引先様との共存共栄をめざしています。良好なパートナーシップづくりの構築・継続は、関係法令の遵守、公平な取引が基本であり、これらに反する事象の徹底的な排除を行うため、2013年度より、お取引先様に「困りごと」が生じた場合の通報受付窓口を設置しました。通報に対しては、コンプライアンス委員会事務局が、問題の予防、早期発見・解決および再発防止のために必要な措置を取ります。akebonoは企業活動の過程で生じるリスクに向き合い、企業としての社会的責任をより果たしていくことができるよう、適切な対策を取っていきます。※「お取引先様 困りごと通報窓口」は当社ウェブサイトの「製品・技術>調達」もしくは「お問い合わせ」よりご利用いただけます。株主様とともにお取引先様とともに積極的かつ的確な情報発信akebonoは、株主総会や各種説明会、ウェブサイトなどを通じて、公平かつ適時適切で積極的な情報開示に努めています。事業を通じた持続的な相互繁栄akebonoはお取引先様とのコミュニケーションを大切にしています。将来ビジョンや課題、困りごとを共有することで、相互の発展を可能にする取り組みを推進しています

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