AKEBONO REPORT 2014
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TOPICS「安全と健康」に向けたグローバルな取り組み健康管理の基本 社員の健康が企業と社会に必要不可欠な柱であるという認識のもと、以下の視点で活動を継続しています。 1. 社員の生活の質向上? 心身の健康と家庭や職場の良好な人間関係 2. 健康で安心して働ける職場づくりへの対応? 医療費の増加? 長期欠勤や不調による労働遂行能力・生産性低下 3. リスクへの対応? 不健康による労働災害・通勤災害・品質不良の増加? 伝染病疾患 個人情報を保護しながら、「健康志向(能動的=本人本位)の人財づくり」に向けて課題を抽出し、解決を図っています。社員の生活の質向上、産業保健への対応を進め、メンタルヘルスケアの強化、健康管理体制の整備・強化を展開します。メンタルヘルスケアの持続的な強化 人事と労組のワーキンググループによる社員のメンタルヘルス対策への取り組みが継続して行われています。2013年度はワーキンググループから提案があった、長時間労働へのフォローとして、メンタルセルフチェックの機会提供を行ってきました。さらに、一般社団法人日本自動車部品工業会の実務者連絡会に参加し、メンタルヘルス教育モデルを作成するなど、前年度から継続して外部団体の活動に参画し、同業他社のメンタルヘルス推進活動に関するさまざまな施策の導入を検討しました。管理職が職場環境などの改善や個別の指導・相談を行う、ラインケアの教育に関しては、社内の新任幹部職研修の中で実施、浸透を図っています。上司から医務室のスタッフに相談することをアドバイスされ、面談にくる社員も増えており、自らケ社員とともに企業を支える社員の「安全と健康」を守るakebonoは、健康な職場づくりを通じて健全な労働力を守るため、メンタルヘルスケアを含めた健康管理体制の整備・強化を図ります。アする気づきを促すこととあわせて取り組んでいます。2014年度もセルフチェックの機会を提供しながら、個人診断・組織診断の結果に対し、継続性のある施策を展開していきます。健康管理体制の整備強化に向けて 2014年度は産業医との契約見直しにより、産業保健スタッフの増強を図り、グローバル化への対応として、各国健康管理の現状把握や駐在員に対するケアの展開も進めていきます。また、健康保険組合との連携・協働(コラボヘルス)を行っていきます。健康保険組合が、組合全体の健診状況などを把握し、分析した上で、健康課題の抽出や保険事業の企画を行う「データヘルス計画」を活用し、PDCAを回しながら疾病の予防および早期発見・早期治療へ対応する施策を展開します。さらに、目標設定型健康づくり運動「健康あけぼの21」では、社員の家族も参加対象に含めることで、参加率を向上させる活動を推進します。グローバル安全会議 グローバルで安全のC&S+t(共通化・標準化+特性)を図ることにより、災害ゼロの達成とakebono安全文化の構築を目的とし、2012年度からグローバル安全会議を開催しています。2013年度は7月に実施し、国内外の拠点長と安全担当者がコミュニケーションを図ることで安全基準の違いなど、さまざまな視点からの気づきが得られる場となっています。グローバル安全会議海外での健康管理 健康な職場づくりの一環として、北米のアケボノ ブレーキ コーポレーション(ABC)では、さまざまなイベントを開催し社員の健康向上に努めています。2013年は健康的なライフスタイルを促進するための情報発信や、6週間のウォーキングイベントに加え、全米大禁煙大会への参加などが実施されました。ABCではイベントを通じてコミュニケーションを図りながら楽しく健康管理できるよう会社全体で取り組んでいます。Ai-City(本社)の医務室面談数109 106179131178 166148050100150200(件)’07 ’08 ’09 ’10 ’11 ’12 ’13 (年度)「健康あけぼの21」参加者数01,0002,0003,000(人)’07 ’08 ’09 ’10 ’11 ’12 ’13 (年度)1,899 1,9761,6291,893 1,758 1,8542,943北米でのイベント参加者

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