AKEBONO REPORT 2014
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 akebonoは、「曙の理念」、「akebono21世紀宣言」のもと、環境への取り組みの指針として、「環境基本理念」、「環境基本方針」を制定しました。環境ビジョン akebonoは、地球環境問題を経営の最重要課題のひとつと捉え、地球規模の環境保全に努め、企業としての「社会的責任」を果たすため、より総合的にグローバルな視野で環境保全活動に取り組むことを定めています。 1991年に「リサイクル委員会」、1994年に「地球環境委員会」を設立。2001年に「環境基本理念」および「環境基本方針」を制定し、持続可能な企業活動と、持続可能な社会の実現両立に向けて、グループ全社による取り組みを展開しています。地球環境委員会と各部会の連携による運営を強化 「環境基本理念」、「環境基本方針」に基づく環境・社会マネジメントシステムを構築し、大気汚染防止などの環境リスク低減に努めるとともに、CO2 排出量削減、産廃物リサイクル、省エネルギー・省資源などに配慮した環境効率性の高い事業活動を展開しています。生物多様性への対応も含め「地球環境委員会」のもとで、各部会や分科会などが連携してグローバルな活動を推進しています。 私たちは、曙の理念とakebono21世紀宣言に基づき、21世紀の社会と環境に貢献する新しい『価値』を提供し続けます。また、地球の一員として地球規模の環境保全に努め、環境と調和した安全で豊かな社会の発展に自主的・継続的に取り組みます。2001年制定1. 製品の開発・設計段階から安全と環境保全に配慮した取り組みを積極的に行い、環境負荷の少ない技術開発・商品開発を推進します。2. 省エネルギー、省資源、廃棄物の削減およびリサイクルの推進など、循環型社会構築のための継続的な環境負荷低減に向けて、全社員一人ひとりが努力します。3. 国内、海外を問わず、環境にかかわる法律・規制・協定などは当然のこととして遵守し、さらに自主管理基準を制定して環境管理レベルの向上に努力します。4. 私たちの環境保全に関する取り組みがより広く理解されるよう、積極的な情報公開を行い、地域社会との協調を図り、より良い生活環境を実現するために努力します。2001年制定環境マネジメント体制「環境基本理念」および「環境基本方針」のもと、「地球環境委員会」を中心に、グローバルな環境保全活動に努めています。環境基本理念環境基本方針環境マネジメント※ SOC(Substance of Concern):六価クロム、鉛、水銀、カドミウムなどの環境負荷物質。※ VOC(Volatile Organic Compounds):揮発性有機化合物。トルエンやキシレンなど、人の健康への影響が懸念されるオキシダントや浮遊粒子状物質の発生に関与していると考えられている物質。※ LCA(Life Cycle Assessment):製品の一生(原材料の採掘、製造、使用、リサイクル、廃棄)を通じた環境影響の分析と評価。※ PRTR:環境汚染物質排出・移動登録のこと。日本では1999年に法制化され2001年に施行(特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法:PRTR法)。  指定物質を一定量以上取り扱う事業所に対し、行政への届出が年一回義務付けられています。※ 3R:Reduce(省資源化)、Reuse(再利用)、Recycle(再資源化)の頭文字をとったもので、循環型社会構築のための企業貢献をめざしています。※ ゼロエミッション:1994 年に国連大学が提唱した、廃棄物の有効活用によって、廃棄物を一切出さない資源循環型社会システムのこと。※ グリーン調達:グリーン調達製品の製造に必要な資材や副資材を対象に、より環境負荷の少ない製品を優先して購入する活動です。地球環境委員会研究・開発部門分科会生産部門・生産技術調達部門管理部門事務局環境・社会マネジメントシステム技術環境部会 生産環境部会 グリーン調達部会 人と社会の環境を考える部会●??????/????????推進● 表面処理技術●??????フリー分科会2001年制定● ゼロエミッション●??????削減プロジェクト●????リサイクル● 物流環境分科会分科会● グリーン調達推進分科会●??????????????????????????●??????削減● 地域・社会の交流促進● すべての社員の  働きやすい環境づくり

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