AKEBONO REPORT 2014
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環境監査結果を環境マネジメントシステムに反映 環境マネジメントシステムの審査は外部認証機関によるISO14001認証更新審査(3年1回)外部審査(年1回)と社内内部監査委員による内部監査(年1回以上)を実施しています。 2013年度の外部審査では、「不適合に対する報告書の記録が速やかに事務局に配布されていない」とのご指摘をいただきました。従来、審査対象部署が発行していた審査速報を、事務局が発行する事にあらため、初期段階から管理するとともに、毎月開催の環境委員会議事録にも事象の進捗を記載し確認できるようにしました。 システム全体は適切に構築、運用されており、特に沸点の低い媒体を蒸発させ発電するバイナリ一発電機※の導入は、これまで未利用であった、低位熱からのエネルギー回収および有効利用による“省エネ”や再生可能エネルギーから発電することによる“創エネ”への適用が期待されていることもあり、積極的省エネ活動が環境負荷の低減に大きく寄与していると評価いただきました。今後も更に環境負荷の低減活動を継続して進めていきます。※ バイナリー発電:一般的な蒸気発電では150℃以上の過熱水蒸気でタービンを駆動させ発電するのに対して、バイナリー発電は70~120℃の温水、水蒸気などの熱で低沸点媒体を蒸発させてタービンを駆動させる発電方式。ISO認証取得・環境監査・環境教育akebonoは、各拠点でISO認証取得・更新と環境監査を行うとともに、環境教育にも取り組んでいます。ISO認証の順次更新 旧三春製造㈱による初のISO14001認証取得(1999年)から2013年度まで各グループ企業は2~4回の更新を実施、さらに間接部門やお取引先様を取り込んだ幅広い活動を進めています。海外でもアケボノブレーキ エリザベスタウン プラント(ABE)をはじめとして、2013年の更新を完了しています。注) ISO14001:国際標準化機構が発行した環境マネジメントシステムに関する国際規格(ISO14001の改訂が2015年に予定されている)環境安全教育の充実 持続可能な発展のための教育(ESD:Education for SustainableDevelopment)の一環としてakebonoは新入社員教育や一般教育をはじめ、全社員を対象にした啓発活動など環境意識の向上をはかるさまざまな教育システムを整備しています。例えばオンライン教育システム「どこでも道場」にはISO14001や世界の公害の歴史等について学べる52項目のコースが用意されており、その名のとおり社内だけでなく自宅でも国外にいても受講できるのが特徴です。 また環境道場(埼玉県羽生市)では蛍の飼育を通じて生物多様性の重要性とその難しさを実感したり、CO2 の発生量や配管からのエアー(圧縮空気)漏れ量をポリ袋に捕集するなど見て触ることができる体験型の環境教育を実施しています。 オンラインと体験型の両方の長所をいかした教育を進めています。環境マネジメントオンライン環境教育(海外)※6拠点(山形、福島、館林、岩槻、山陽およびAi-City)の合計値主要な環境関連の資格取得者数 (2014年3月31日現在)資 格 名 資 格 者 数※(人)内部環境監査員 221公害防止管理者 31水  質 12大  気 11騒音・振動 8エネルギー管理士 9特別管理産業廃棄物管理責任者 7100人 10人 1人更新スケジュール (年)ISO14001認証取得状況00/0300/0302/0302/0303/0310/0303/0307/0701/0501/0701/0702/0801/1004/0904/0902/0108/1109/1210/09認証取得更新審査(1回/3 年)’06 ’07 ’08 ’09 ’10 ’11 ’12 ’13 ’14※1 00/03 は「2000年3月にISO14001認証取得済み」を意味します。※2 各拠点の正式名称はp.68-69をご参照ください。※3 岩槻製造㈱の構成ブロックとして認証取得。※4 館林鋳造所はAi-Cityの登録拡大に伴い取得。※5 Ai-Cityの構成ブロックとして認証取得。※6 2007年7月生産技術部門の登録拡大に伴い取得。  2010年3月岩槻製造㈱の構成ブロックへ編入。拠  点※2 取得年月※1山形製造㈱福島製造㈱岩槻製造㈱㈱APS※3Ai-City(本社)館林鋳造所※4㈱中央技術研究所※5㈱アロックス※6山陽製造㈱ABE(米国)ABG(米国)ABCS(米国)ABCT(米国)アケボノヨーロッパ・ゴネス(仏)アケボノヨーロッパ・アラス(仏)AAIJ(インドネシア)曙光(蘇州)(中国)AKBT(タイ)広州曙光(中国)オンライン環境教育(国内)超音波探知での測定CO2捕集の体験型教育

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