AKEBONO REPORT 2014

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2013年度PRTR法対象化学物質の排出量実績akebonoは、有害化学物質のモニタリング、使用削減と適切な管理を進め、環境中への排出を最小限に抑えます。有害化学物質の削減（PRTR）　PRTR（Pollutant Release and Transfer Register:化学物質排出移動量届出制度）とは、有害性のおそれのある多種多様な化学物質が、どのような発生源からどれくらい環境中に排出されたか、あるいは廃棄物に含まれて事業所の外に運び出されたかというデータを把握・集計し、公表する制度です。この制度に基づいた化学物質管理促進法（PRTR法）で、その取扱量と環境への排出量、移動量の把握が義務づけられています。2001年4月に354の第1種指定化学物質についてその調査報告が義務づけられ、その後の法改正で対象物質数は第1種指定化学物質（462物質）と第2種指定化学物質（100物質）に拡大されました。法改正は2009年10月から施行されています。対象となる化学物質を製造したり、使用したりする事業者は、環境中に排出した量と、廃棄物や下水として処理するために事業所の外へ移動させた量を把握し、年に1回行政機関に届け出ることになっています。　化学物質の環境中への排出を抑制するため、akebonoは有機溶剤の少ない水溶性塗料や粉体塗料の導入を進めてきました。その結果2013年度のPRTR対象物質の大気中への排出量は、PRTR法が運用開始した2002年度の17.7tから、41%減となる10.5tに削減しました。　六価クロムについては2007年以降、すべての事業所で全廃を達成しています。移動量排出量（大気・河川）PRTR法対象物質の排出量（大気、河川）、移動量（廃棄物）：大気　　 ：河川　　　：移動量’02 ’08 ’09 ’10 ’11 ’12 ’13（年度）17.72.445.912.99.1 9.6 9.910.60.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.022.526.5 24.129.510.536.423.0051015200255075100（t） （t）2013年度PRTR法対象化学物質の排出量実績単位：t /年度物　質　名※ 取扱量排出量移動量除去処理量消費量大気 水域 埋立 リサイクル （製品付着）12年度13年度12年度13年度12年度13年度12年度13年度12年度13年度12年度13年度12年度13年度アンチモン及びその化合物36.8 81.6 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 4.4 11.6 0.0 0.0 32.4 70.0キシレン6.2 6.6 0.1 0.2 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 6.1 6.4 0.0 0.0三価クロム化合物26.0 23.6 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 4.1 3.4 0.0 0.0 21.9 20.2クロロベンゼン2.7 2.8 2.7 2.7 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0トリエチルアミン1.4 1.4 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.2 0.0 1.2 1.4 0.0 0.0ヘキサメチレンテトラミン113.5 116.3 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 10.5 10.8 103.0 105.5 0.0 0.0トルエン7.1 7.5 7.1 7.5 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0ニッケル化合物** 18.8 12.7 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 5.1 5.6 0.0 0.0 13.7 7.1フェノール32.7 33.2 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 2.9 2.9 29.8 30.3 0.0 0.0マンガン及びその化合物6.6 7.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.8 0.8 0.0 0.0 5.8 6.2モリブデン及びその化合物6.8 6.9 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 1.1 1.0 0.0 0.0 5.7 5.9ホウ素化合物2.1 1.7 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.4 0.3 0.0 0.0 1.7 1.4総　合　計260.7 301.3 9.9 10.5 0.0 0.0 0.0 0.0 29.5 36.4 140.1 143.6 81.2 110.8※国内全生産拠点を対象に、取扱量が1t/ 年以上の物質を集計し掲載しました（** 印の物質については0.5t 以上を集計し掲載しています）。環境マネジメント

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