AKEBONO REPORT 2014
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人と環境に優しい会社への取り組み(国内)akebonoは、社会的ニーズに応えるとともに、人と環境に配慮した事業運営をしています。埼玉県優良大規模事業所の「第一区分」に認定 akebonoは、温室効果ガス削減に向けた埼玉県の目標設定型排出量取引制度で、2013年度より「優良大規模事業所」の「第一区分:準トップレベル事業所」にAi-Cityが認定されました。akebonoは、地球環境問題を経営の最重要課題のひとつと捉え、地球規模の環境保全に努め、CO2 排出量削減、産廃物リサイクル、省エネルギー・省資源などに考慮した環境効率性の高い事業活動を展開しています。2011年4月の「優良大規模事業所認定制度」施行以来、2012年度は「工場」として「第二区分」での認定を受けましたが、2013年度は、より審査の厳しい「オフィス」の「第一区分」で認定されました。埼玉県内561事業所のうち、「第一区分」としての認定は、akebonoのみで、制度開始以前から優れた省エネ対策を進めてきたこと、その先進的管理体制・設備整備・運用管理が高く評価されました。コージェネ大賞の優秀賞を受賞 一般財団法人コージェネレーション・エネルギー高度利用センターが主催する「平成25年度 コージェネ大賞」の産業用部門において、Ai-Cityが優秀賞を受賞しました。当大賞は、新規性・先導性、新規技術、省エネルギー性において優れたコージェネレーションシステムを表彰するものです。民生、産業、技術開発の3部門に合計37件の応募があり、15件が受賞し単独での受賞はakebonoを含め4社のみでした。 発電設備による電力ピークカット貢献に加え、発生する排熱の有効利用として蒸気を再利用するという省エネルギーへの取り組みが評価され、今回の受賞につながりました。子育てサポート企業認定「くるみん」マーク、2回目の取得 akebonoは、「次世代育成支援対策推進法」に基づく「子育てサポート企業」として厚生労働大臣(都道府県労働局長へ委任)より認定を受け、次世代支援認定マークである「くるみん」マークを取得しました。行動計画を策定し、その行動計画に定めた目標を達成するなどの一定の要件を満たした場合に認定を受けることができます。認定を受けた事業主は、次世代認定マーク(愛称:くるみん)を、商品、広告、求人広告などにつけ、子育てサポート企業であることをアピールすることができます。akebonoは2007年度に続き2回目の取得となりました。 akebonoは育児休暇を子どもが3歳に達した後の年度末まで利用できるなど、法定基準を上回る多様な制度を整備し、リーフレットや社内報、研修会により、それらの制度を利用しやすい環境づくりを進めています。また、社内だけでなく、地域の小学生を対象に「社会科見学」を実施、埼玉県観光課主催のイベント「WAKUWAKU工場たんけん隊」にも参加するなどの取り組みが評価されました。2014年度も「行動計画」を策定し、仕事と子育ての両立支援や地域社会への貢献に取り組み、社員一人ひとりが活躍できる環境づくりを推進していきます。達成した主な目標1. 男性の育児休職取得者2名、女性の育児休職取得率88%(産休中は含まない)を達成2. 介護関連制度の拡張、各種制度に関する情報の提供、社内報ニュースの活用、管理職以上への研修会などにより多様な就業条件・環境を整備3. 社員の子ども・家族の参観日、地域の子どもの会社見学を実施4. ダイバーシティおよびワークライフバランスの推進を企業方針とし、事業報告書、ウェブサイト等を通じて周知することにより「多様な働き方」を実現するための社内体制を強化優良大規模事業所認定証排熱の熱を再利用する省エネルギーへの取り組み「くるみんマーク」2回目の取得

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