AKEBONO REPORT 2015 事業・CSR活動報告
18/64
特集2:akebonoのこれから中期経営計画の進捗akebonoは長期目標達成に向けてそれぞれの戦略を進めていきます。長期ビジョン戦 略※1 Global30:OEMディスクブレーキパッド世界シェア30%※2 8-8-12:売上原価率8割、販管費率8%、営業利益率12%● 将来に向けた技術の差別化● 革命的な原価低減に向けた努力の継続と海外への展開● 日米中心から日米欧アジアへのグローバル化の加速Global30の達成※1グローバル供給網の確立8-8-12の達成※2グローバル開発体制の確立2015年度の取り組み●連結業績見通し グループ全体では、ここ数年で設備投資額が増加しました。2015年度は、投資効率を高めるために、既存設備も含めたさらなる合理化改善を実行していきます。在庫についても生産リードタイムを短縮して仕掛り在庫を中心に大幅に削減し運転資金の削減に努め、財務体質の改善を行っていきます。 売上高については、日本は伸び悩むものの、北米・中国・アセアンでは市場の拡大と新規製品の生産立ち上げおよび円安影響による為替換算差により増加する見通しです。 利益面では、日本は将来に向けた開発費用、欧州においては工場立ち上げ費用がかさむものの、米国の黒字転換、中国・アセアンの増益により営業利益は大幅な増益、連結当期純利益についても黒字を見込みます。(単位:億円) 売上高営業利益経常利益税前当期純利益当期純利益※前年差+339 +25 +20 +51 +76前年比+13% +62% +70% ― ―※当期純利益:2016年3月期より、改正後の企業結合会系基準が適用され、科目名の表示が変更されますが、上記の表記は、従前の表記を継承しています。40+12 △7+45 △14 △18△20 +21+6 65~2,5422,88040652848△645△6115(単位:億円) 営業利益(2014年度) 受注変動人件費合理化経費※ 償却費市況影響(値上下げ含む)生産混乱収束(改善分) 為替換算差営業利益(2015年度)日本36 △2 1 14 △4 1 △12 0 32米国△27 4 0 22 0 △12 △6 21 1 2メキシコ△4 1 0 0 0 △2 0 0 △4欧州△5 △1 △3 1 △5 △1 2 0 △12アジア38 11 △4 8 △5 △4 △4 5 45連結調整3 △1 2※新規プロジェクト費用含む2015年度見通し:連結業績(対前年同期)2014年度(実績)2015年度(見通し)営業利益増減分析(対前年同期)16 AKEBONO REPORT 2015 曙ブレーキ工業株式会社
元のページ