AKEBONO REPORT 2015 事業・CSR活動報告
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将来に向けた取り組み配当施策と株価推移 akebonoでは、これまで培ってきたノイズや振動に対する知見をさらに深めるとともに、それらをベースとした「コスト面での圧倒的な強さ(共通化/ 標準化・低コストブレーキ等)」、「地球環境面で他社が追随できないような製品技術(軽量化・電動化・EV/HV車対応・環境負荷軽減製品の開発等)」、「地球環境に優しくコスト競争力の高い次世代生産設備の開発」、「高性能車に装着される製品」、「新興国で求められている小型・低価格車市場でも大きなシェアを取るための技術」等の競争力強化に取り組んでいきます。 akebonoは株主の皆様に対する利益還元を経営の重要課題のひとつとして位置づけています。業績および配当性向、持続的な成長のための投資資金としての内部留保などを総 グローバル化への対応としては、グループの中心である日本を技術・モノづくりの情報発信基地としながら、グループ最大の事業規模となった北米事業のさらなる拡大と強化、および欧州における高性能ブレーキによるビジネス拡大、成長市場であるアジアを中心とした新興国ビジネスの強化を進めます。同時に、グローバル供給網、グローバル開発体制の拡充による競争力強化により、拡大が続くグローバルプラットフォーム車への対応を図っていきます。合的に考慮しながら、長期的に安定した配当を維持していくことを基本方針としています。●2015年度方針目 標内 容方 策1岩槻発ABC経由世界へ① akebonoの主力工場である岩槻の再創で今後のモノづくりのモデルを構築APS(Akebono Production System)の根幹の考え方=徹底的にムダを省き、正味を追求する②最大の収益基盤となる北米ABCへの横展開③世界各拠点に発信2欧州事業基盤新築 ① 欧州メーカーハイパフォーマンス車向けブレーキの拡販①F1で培った技術の適用②域内での開発・生産拠点の拡充② アラス工場の生産力向上スロバキア工場の立ち上げ3 最低限50億円のキャッシュの創出運転資金の削減による新規事業投資資金創出在庫削減(特に仕掛り在庫)配当施策と株価推移(年度) 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015( 見通し)1株当たり当期純利益(円/株) 61.85 △151.65 17.80 39.75 △24.25 3.90 18.24 △45.831株当たり純資産(円/株) 463.82 254.82 330.76 355.88 326.39 350.52 396.4 405.231株当たり配当金(円/株) 10.00 5.00 5.00 10.00 10.00 10.00 10.00 10.00 10.00配当性向(%) 16.2 ― 28.1 25.2 ― 256.3 54.8 ― 88.7期末発行済株式数(自己株式を含む、千株) 110,992 110,992 135,992 135,992 135,992 135,992 135,992 135,992会社情報経済性報告環境報告社会性報告特集 2 特集 1AKEBONO REPORT 2015 曙ブレーキ工業株式会社 17

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