AKEBONO REPORT 2015 事業・CSR活動報告
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85周年を迎えて100周年、さらにその先の将来に向けて、akebonoはグループ一体で進化を続けていきます。2014年11月24日にakebonoの創業85周年記念式典開催 2014年1月27日に創業85周年を迎えたakebonoは、「歴史を振り返る」「将来を考える」「一体感・全員参加」をテーマとした85周年記念行事プロジェクトを立ち上げ、キックオフイベントを4月に実施。以降も年間を通して、国内外の拠点でさまざまなイベントを行い、11月には記念式典を開催しました。グローバルで共通のイベントを開催したのは今回が初の試みです。記念式典 記念式典はAi-City(本社)と山形製造、福島製造、岩槻製造、山陽製造、館林鋳造所の5つの製造拠点、9つの事業所を中継し開催され、海外の拠点はビデオメッセージで参加しました。さらに式典の様子を撮影しDVDにまとめ、海外拠点に送ることで共有を図りました。 式典では、年間を通してグローバルで行なわれたイベントやコンテストについて発表。各拠点が想いを込めて選んだ樹木を植えた記念植樹の報告や、ロボットコンテスト※1、速算コンテスト※2の結果発表が行なわれました。また、拠点ごとに独自のイベントも企画され、本社であるAi-Cityでは、創業当時からの製品の年表や、部署ごとに歴史を振り返った年表を作成し、式典当日に展示。また、将来への想いをこめた漢字一文字を全員が色紙に記し、それぞれの想いを新たにしました。他拠点でも、「職場間の理解を深める」「仲間との絆を感じる」「他拠点を知る」といったそれぞれの目標を考えイベントを実施しています。プロジェクトメンバーを中心に、全員参加による「手づくり」 次世代を担う若手から中堅までの社員10名からなるプロジェクトメンバーを中心に、全員参加をめざして行なわれたこれらのイベントや式典は、企画から準備、実施まで「手づくり」で行なうことにこだわりました。「手づくり」だからこそ、プロジェクトを進めるために、一人ひとりが考え、行動することにつながったといえます。社長の信元からは「この85周年記念行事プロジェクトを、将来について考えるきっかけとし、100周年に向けて、自分は何をしたいのか、何ができるのかを考え、今後の行動につなげていってもらいたい」と挨拶がありました。akebonoは、これらの活動を通して得た一体感や一人ひとりの成長を、100周年、そしてさらにその先のグループ全体の発展につなげていきます。※1 ロボットコンテスト:3人1組のチームが、それぞれ工夫して組み立てたリモコン型クラフトロボットを操り、ピンポン玉を移動するスピードを競いました。※2 速算コンテスト:3人1組のリレー方式で、電卓やパソコンなど各自の得意なものを使用し、計算問題をすべて正解するまでのスピードを競いました。式典ではサプライズでマクラーレンよりお祝品贈呈記念式典での集合写真(Ai-City)ロボットコンテスト(メキシコ)部署ごとに手づくりで作成した年表記念植樹(タイ)速算コンテスト(アメリカ)24 AKEBONO REPORT 2015 曙ブレーキ工業株式会社

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