AKEBONO REPORT 2015 事業・CSR活動報告
33/64

社員とともに akebonoでは、社員一人ひとりが大切にしている価値観を認め、その多様性を尊重することで、企業力を高めることを狙いとしています。すなわち、その人らしい働き方や生き方を尊重することが仕事における創造的な発想につながり、それらの集積した結果として企業の活力が高まることを期待しています。グローバルな事業展開にあたり多様な価値観、文化を持った人財に対して「一人ひとりの能力を最大限に発揮できる組織づくり」が必要と考え人財の多様化を進めています。 akebonoのダイバーシティ・マネジメントは、多様化推進、ワークライフバランス推進、キャリア支援を3つの基本テーマとしています。グローバル企業としてのダイバーシティへの取り組みakebonoでは多様化する価値観に応えるため積極的なダイバーシティ・マネジメントに取り組んでいます。 2012年にグローバル人財の創出を目的として建設されたAi-Villageは、多くの社員に活用されています。2014年度のAi-Villageでの年間研修受講者数は、前年よりも増え、延べ約11,000人となりました。研修の約半数は人事部による階層別研修や選抜型研修ですが、開発・技術・営業・生産などの各部門でも多くの研修が実施されています。宿泊室は、宿泊型研修での活用に加え、天候の影響により帰宅が困難となった社員が利用したケースもありました。これらの利用実績を踏まえ、2014年度からは、さらなる研修内容の充実を目的とした公開講座「Ai-Campus」を開始しました。グローバル人財の強化を目的とした語学を扱う研修プログラムに加え、生産や製品に関する基礎知識などを学べる80の講座を用意しています。akebonoは今後もAi-Villageを最大限に活用した人財の育成に努めていきます。Ai-Village外観「真のグローバル企業」を創造する場研修センター「Ai-Village」Ai-Villageダイバーシティ(多様化推進)キャリア支援一人ひとりの能力を最大限発揮できる組織ワークライフバランス推進ダイバーシティの基本的テーマ会社情報経済性報告環境報告社会性報告特集 2 特集 1AKEBONO REPORT 2015 曙ブレーキ工業株式会社 31

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です