AKEBONO REPORT 2015 事業・CSR活動報告
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社員とともに労働安全衛生への取り組みakebonoでは社員にとってより良い職場環境の実現をめざして取り組んでいます。労働安全衛生マネジメント akebonoの安全衛生健康活動は「曙の理念」と「akebono21世紀宣言」を基に策定されています。中央安全環境委員会を頂点とするakebono労働安全衛生マネジメント体制を基に活動を推進、社員の「安全と健康」を確保し、事業活動におけるリスクや災害・事故などの緊急事態の発生防止を徹底しています。最重要課題のひとつである「社員の安全」を守るため、全社員に対し安全教育を受講しなければ作業できない規定を設けています。また安全に関する重要事項をまとめた「安全心得」の冊子を全社員に配布し、安全を基礎から学ぶ機会を設けることで、意識の向上を図っています。アスベスト問題への取り組み 1970年代、akebonoは日本の企業の中でもいち早くノンアスベスト製品の開発を始めました。1992年には乗用車OEM(新車組付)用の全製品、1994年には商用車OEM用の全製品をノンアスベスト製品に切り替え、2000年以降は補修部品においてもアスベスト製品の生産を全面的に中止しています。2005年7月には「石綿特別委員会」を設け、同年8月に各グループ企業に「健康相談室」を設置しました。周辺住民の皆様や、退職者とそのご家族を対象に、当社負担での健康診断を継続して実施し、累計受診者は2015年3月末現在で616名です。この取り組みは今後も継続していきます。 なお、2012年11月28日付で、アスベストによる健康被害を受けたとして元社員およびご遺族が損害賠償を求めるべく訴訟を提起し、2015年4月末までに14回の口頭弁論が開かれています。当社は今後も誠意を持って真摯に対応していきます。akebono労働安全衛生マネジメント体制専門部会中央安全環境委員会・環境保護部会本社 安全衛生委員会ACW 安全衛生委員会ACS 安全衛生委員会本店 安全衛生委員会オブザーバー参加委員会 あけぼの123 中央技術研究所 アロックス交通安全部会防火防災部会安全作業部会健康管理部会衛生部会山形製造福島製造岩槻製造山陽製造館林鋳造所アロックス各事業所安全衛生委員会健康診断受診者数内訳(2005年8月~2015年3月末現在)( )内は前年度からの増加数退職者退職者ご家族周辺住民合 計石綿肺所見あり41名0名0名41名塵肺所見あり16名0名0名16名所見なし410名(+3名) 37名112名559名(+3名)受診者合計467名(+3名) 37名112名616名(+3名)34 AKEBONO REPORT 2015 曙ブレーキ工業株式会社
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