AKEBONO REPORT 2015 事業・CSR活動報告
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物流段階での取り組みakebonoは、トラック動態管理システムにより物流における省エネ化と合理化を進め、安全と環境を守ります。安全運転・エコ運転の向上 akebonoグループの運送事業会社である㈱アロックスではトラック動態管理システムを導入しています。 トラック動態管理システムとは、各トラックの走行データ(エンジン回転数・車速・加速度・位置情報など)をトラックに装着した端末からデータセンターを介して本社に自動送信し、運行管理者がそのデータや天候・渋滞情報をもとに、各ドライバーに渋滞回避や休憩の指示などを与えることで、安全や環境に配慮した運行を可能にするシステムです。さらにアイドリング時間、急加速、急ブレーキなどの情報からドライバーのエコ運転度を客観的に判定し、ランキング化するなどエコ運転、安全運転へのモチベーションの向上にも活用しています。 動態管理システムの導入もあり輸送業務におけるエネルギー消費原単位は、前年度比1%以上削減の削減目標に対して、2014年度は2.5%の削減を達成いたしました。運行管理、エコ運転評価トラック ㈱アロックス 本社端末車両情報をリアルタイムで送信車両情報をウェブデータに変換して送信ドライバーへ音声で指示・問い合わせ渋滞情報・迂回指示などドライバーへの指示・問い合わせを入力音声変換データセンタートラック動態管理システム概要車両情報?車速?加速度?GPS 情報?エンジン回転数物流にともなうエネルギー使用量とCO2排出量11年度12年度13年度14年度総輸送量(万トンキロ) 5,291 5,023 4,957 4,932エネルギー使用量(原油換算k?) 1,359 1,270 1,205 1,170CO2 排出量(t-CO2) 3,494 3,268 3,098 3,004エネルギー消費原単位 0.257 0.253 0.243 0.237【エネルギー消費原単位】輸送に要したエネルギー使用量を輸送量(万トンキロ)で割ったもの。この数値が低いほど効率よく輸送していることになり、環境への負荷も少なくなります。大画面(70インチ)にリアルタイムで映しだされるトラックの位置と交通情報をもとに運行指令を与えるアロックス本社の司令室会社情報経済性報告環境報告社会性報告特集 2 特集 1AKEBONO REPORT 2015 曙ブレーキ工業株式会社 41
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