AKEBONO REPORT 2015 事業・CSR活動報告
44/64

 2014年度(2015年3月期)における当社グループの業績は、国内においては自動車生産が低調なこともあり減収でしたが、海外市場においては北米や中国での好調な需要を背景に自動車販売が拡大した上、為替換算の影響(119億円)などもあり、売上高は過去最高の2,542億円(前年度比7.4%増)となりました。利益面においては、アジアでの堅調な収益拡大や生産合理化などの効果もありましたが、北米の想定を上回る市場の拡大にともなう増産への対応や、新規受注製品の立ち上げの時期が集中したことによる想定外のコスト発生の影響が大きく、営業利益は40億円(前年度比50.5%減)となりました。経常利益は為替差益が減少したこともあり28億円(前年度比61.0%減)となりました。日本において、余剰生産設備や土地、建物・構築物などの減損処理を行ったことや、税制改正及び将来の回収可能性の見直しにより繰延税金資産を取り崩ししたことなどから61億円の当期純損失(前年度は当期純利益24億円)となりました。2014年度事業報告財務レビュー 2014年度の事業の状況と2015年度の見通し2,3672,5422,166 2,096 2,060(億円)(年度)01,0002,0003,0002010 2011 2012 2013 201411438 4043812.13.41.65.31.8営業利益(左軸) 売上高営業利益率(右軸)(億円) (%)2010 2011 2012 2013 2014 (年度)05010015002.04.06.02010 2011 2012 2013 20145△2.4530.31.024△612.4△1.5△32当期純利益(左軸) 売上高当期純利益率(右軸)(億円) (%)(年度)035700△35 △3.53.57.0△70 △7.0売上高営業利益/売上高営業利益率当期純利益/売上高当期純利益率減価償却費   設備投資(億円)(年度)0801602402010 2011 2012 2013 20141982185114386 8920810898 98(円)(年度)△60△30030602010 2011 2012 2013 201418.24△45.8339.75△24.253.90設備投資/減価償却費1株当たり当期純利益(億円) (倍)2010 2011 2012 2013 2014 (年度)04008001,2000.01.02.03.07623695246811.459581.780.781.211.46有利子負債残高(左軸)   D/Eレシオ(右軸)(円)(年度)01503004502010 2011 2012 2013 2014396.40 405.23355.88326.39350.52ネット有利子負債残高/ネットD/Eレシオ1株当たり純資産+64 124135+102 △177(億円)0100200300投資活動によるキャッシュフロー財務活動によるキャッシュフロー他2015年3月31日における現金及び現金同等物2014年4月1日における現金及び現金同等物営業活動によるキャッシュフロー(円)(年度)048122010 2011 2012 2013 201410.0 10.0 10.0 10.0 10.0キャッシュ・フロー1株当たり配当金42 AKEBONO REPORT 2015 曙ブレーキ工業株式会社

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です