AKEBONO REPORT 2015 事業・CSR活動報告
63/64
AKEBONO REPORT 2015第三者意見を受けて 本レポートはステークホルダーの皆様に、当社の社会性、環境対応、財務状況の3種類の情報を有機的に提供すべく、国際統合報告審議会(IIRC)やGRIガイドライン第4版に規定されているフレームワークを参考とし指導原則および内容要素の一部を編集方針に取り込んでいます。 山口先生には、当社が進めてきた取り組みにつきまして一定の評価をいただきましたが、ご指摘いただいた点につきましては、当社の努力が不足しているものと真摯に受け止め、ステークホルダーの方々からの期待に応えるべく継続して改善を図っていきます。 今回のレポートでは、akebonoが小規模専業独立製造会社という立ち位置であることを明確にしました。専業であるゆえに自動車用摩擦材とブレーキ機構部品がビジネスの中心となっており、ここで培われたコア技術を応用してビジネスモデルを拡大していることを紹介させていただきました。独立会社であるがゆえに生き残りをかけて欧州でのハイパフォーマンス車向けビジネスにチャレンジしていくことも紹介させていただきました。 今後さらに拡大していくであろう海外ビジネスに対応するため、ダイバーシティへの取り組みは重要な経営の軸の一つとなっています。性的マイノリティ(LGBT)、女性、障がい者、シニア、外国籍社員など、それぞれが持つさまざまな視点から生まれるさまざまな発想を有機的に生かせる職場の実現をめざします。 コーポレートガバナンスコードへの対応では、掲げられた5つの基本原則を価値創造のための攻めのガバナンスと捉え、当社の姿勢を明確にしていきたいと考えています。 企業を取り巻く環境や求められる行動が大きく変わりつつある現在、本レポートもこの大きな流れに対応すべく一層の飛躍をめざします。 最後になりましたが、本レポートをお手に取ってくださった皆様からの率直なご意見・ご感想を頂戴することができれば幸いに存じます。地球環境委員会 委員長 常務執行役員 宮本雅弘ウェブサイト それぞれの取り組みの詳細な情報とデータはウェブサイトでご覧いただけます。● オフィシャルウェブサイトhttp://www.akebono-brake.com/● IRサイトhttp://www.akebono-brake.com/ir/● 会社紹介サイトhttp://www.akebono-brake.com/sp/corporate/jp/● モータースポーツサイトhttp://www.akebono-brake.com/motorsports/jp/AKEBONO REPORT 2015 曙ブレーキ工業株式会社 61
元のページ