AKEBONO REPORT 2016
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JapanTOPICS2015年度の振り返り「第44回東京モーターショー2015」に大型SUV向け超高性能ブレーキキャリパーを展示2016年度の事業戦略と見通し「第44回東京モーターショー2015」 akebonoブースオポーズドタイプ10ポットブレーキキャリパーakebonoは、モータースポーツ活動を通じて培ってきたブレーキ技術のノウハウを結集して、超高速、高負荷、高温制動時のブレーキ性能と、高価格車両に求められる快適性、低ノイズの実現といった特性を併せもつ高性能量販車向けの「オポーズドタイプ(対向ピストンタイプ)10ポットブレーキキャリパー(片側5個ずつ、計10個のピストンをもつキャリパー)」を開発しました。適応車両は大型のSUVクラスで、高負荷のブレーキエネルギーを受けとめるために大面積のブレーキパッドが使用されることから、安定した制動を実現する10ポットデザインを業界で初めて乗用車向けに採用しており、当社の欧州ビジネスが本格稼動したことを象徴するブレーキキャリパーといえます。2015年10月から11月にかけて開催された「第44回東京モーターショー2015」では、同製品の初展示に加え、超高性能ブレーキキャリパー「オポーズドタイプ6ポットブレーキキャリパー」や、akebonoのブレーキシステムを搭載するスーパーカーであるマクラーレンの「P1TM」車両も出展しました。国内自動車市場は2015年度から導入された軽自動車を対象にした増税の影響により、軽自動車の需要が低迷し、国内自動車市場全体に影響を及ぼしました。akebonoの国内事業においても、自動車生産の低迷による減収や海外向け補修品売上高の減少による影響が大きく、売上高は831億円と対前期比36億円(△4.2%)の減収となりました。利益面では、受注減少による影響やグローバル化に伴う海外グループ企業の研究開発費の負担増加による影響などがあり、業績連動による賞与などの人件費の減少、生産・調達の合理化や経費削減の効果などがあったものの、営業利益は33億円と対前期比3億円(△9.5%)の減益となりました。熊本地震の国内需要に与える影響など不透明な部分がありますが、国内は今期とほぼ同等の売上・営業利益を見込んでいます。事業概況AKEBONO REPORT 2016曙ブレーキ工業株式会社22

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