AKEBONO REPORT 2016
35/48

社会・環境への取り組みakebonoでは、ワークライフバランスの考えに基づき、社員が「仕事」と「仕事以外の活動」のバランスをとりながら、それぞれの望む働き方が実現できるよう環境整備を行っています。その一つとして、家族の育児や介護と仕事の両立を多方面からサポートする制度を設けています。1日2時間を上限とした育児・介護短時間勤務や休暇制度、介護資金貸付制度、訪問看護医療費の補助に加え、育児や介護、配偶者の海外転勤など家庭の事情で退職した社員に復職の機会を提供するキャリアパートナー制度を導入しています。そのほか、地域活動や語学習得などの自己啓発の機会や、キャリア支援プログラムの提供も行っています。さらに、制度の整備と合わせて、制度の内容や利用までの流れなどを「ライフサポート応援団」という冊子にまとめ、全社員に配布し、活用の促進にも取り組んでいます。今後は、日本の少子高齢化など、将来の課題を見据えた取り組みを積極的に行うことで、さまざまな社会環境の変化に企業全体で対応し、多様で柔軟な働き方を選択・実現できる職場環境をつくるため、社員の意見を反映しながら、各種制度の継続と改善に努めていきます。akebonoは、2007年11月と2013年6月の2回、積極的に子育て支援を行っている企業として、次世代育成支援認定マークである「くるみん」マークを取得しています。次世代育成支援認定「くるみん」マーク育児休職制度子どもが満3歳の3月に達するまで取得可能(分割取得も可能)。「休職援助金」を共済会より支給※「育児休職制度」は法定基準を上回る制度を整備しています。キャリアパートナー制度家庭の事情で退職した勤続経験3年以上の社員は、一定の基準を満たす場合に、退職後5年以内まで復職が可能介護休職制度対象家族1人につき2年間取得可能。「休職援助金」を共済会より支給看護休暇制度小学校6年生までの子どもを看護するための休暇を年5日間、2人以上の子どもを看護する場合には10日間取得可能(負傷または疾病にかかった子どもの看護または予防接種・健康診断を受けさせるため、有給休暇とは別に取得可能)勤務時間短縮等の措置<育児のための制度>①短時間勤務制度:子どもが小学6年生の3月末までの期間、複数回取得可能②フレックスタイム制度(対象部署)③育児サービス費用の補助制度(共済会より、子どもが満3歳の3月まで毎月一定額支給)<介護のための制度>①短時間勤務制度:対象家族1人につき通算3年までの期間、複数回取得可能②フレックスタイム制度(対象部署)社内環境整備・社員の仕事と家庭の両立に配慮する必要性について、新任管理職を対象に研修を実施 ・仕事と家庭の両立に役立つ情報を、冊子配布およびイントラネットにより提供 ・社員の家族が職場を訪問する「akebono参観日」を、毎年子どもの夏休み期間等に実施 ワークライフバランスへの取り組みakebonoが実施する主な取り組みAKEBONO REPORT 2016曙ブレーキ工業株式会社34

元のページ  ../index.html#35

このブックを見る