AKEBONO REPORT 2018
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中長期成長モデル中長期成長モデル S ステークホルダーとのつながり強化ステークホルダーとのつながり強化–1人財・ダイバーシティ人事基本方針社員一人ひとりに機会を提供し、会社の成功を共に分かち合える社員を支え続けていくこと「会社を成功に導く最も重要なファクターは『人財(社員)』である」という考えのもと、「社員一人ひとりに機会を提供し、会社の成功を共に分かち合える社員を支え続けていくこと」を基本方針として、「個の確立」と「相互の尊敬と信頼」を基盤に、グローバルでの長期人事政策の構築を目指しています。また、人間を尊重し、多様性と創造性にあふれる組織づくりを目指しています。グローバル人財開発人権、個人の多様な価値観・個性・プライバシーを尊重し、国籍を問わず、一人ひとりが適材適所で業務を行えることを理想として教育プログラムや人事制度、採用活動の整備を進めています。特に、これまで各地域で独自の教育プログラムや人事制度を運用していたため、国籍や言語・文化の異なるメンバーと同じ業務に取り組む機会が少なかった各国の社員のグローバル対応力を高めることを目的として「コミュニケーション能力」、「異文化対応能力」、「言語能力」の向上に重点を置いた人財育成プログラムの整備を進めています。その一環として、入社時には全世界のグループ拠点で統一した研修パッケージを採用しています。akebono の成り立ちや歴史、地域ごとの事業の特徴に始まり、APS(Akebono Production System、Akebono Philosophy and Spirit)やコーポレートブランド経営などのakebono の企業文化や哲学をまとめた「akebono Starter Book」を発行し、入社時の研修で使用しています。これによる学習を通して、akebono社員として共通で身に着けておきたい基本的な知識や考え方の統一を図ると同時に、地域ごとの特色を活かしたオリジナル教育プログラムを追加することで、それぞれの国や拠点ごとにふさわしい教育プログラムを確立しています。ダイバーシティ(人財の多様化)に対する取り組みakebonoでは、社員一人ひとりが大切にしている価値観を認め合い、多様性を尊重することで、新たな価値創造と企業価値の向上に結びつけることを目標にしています。事業のグローバル展開において「社員一人ひとりの能力を最大限発揮できる組織づくり」が必要不可欠と考え、人財の多様化を推進するため国籍を問わず採用活動に取り組んでいます。akebono のダイバーシティ・マネジメントは、『多様化推進』、『キャリア支援』、『ワークライフバランス推進』を3つの基本テーマとしています。今後さらなるダイバーシティ推進活動を通じて、2020年までに女性管理職数を2014年の2倍とするなどの目標を掲げ、取り組んでいます。ダイバーシティの基本テーマ一人ひとりの能力を最大限に発揮できる組織ワークライフバランス推進多様化推進キャリア支援AKEBONO REPORT 2018 24

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