AKEBONO REPORT 2018
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中長期成長モデル経営者の業務執行の適正を確保していくため、監査役・監査役会、会計監査人、監査部の三様監査体制を整えています。監査役は重要な意思決定の過程および業務の執行状況を把握するために、取締役会などの重要会議に出席するとともに、取締役との意見交換会をもち、akebonoの経営や業績に重大な影響を及ぼす事項などを遅滞なく検討し、迅速な対応に努めています。取締役、監査役の報酬は社内規定に定め、報酬基準を明確にしています。取締役の報酬は固定報酬と業績連動報酬で構成し、固定報酬は役位によって定められた水準に則り、業績連動報酬は会社業績と個人業績を勘案した報酬制度をとっています。取締役の報酬は、株主総会において承認された総額の範囲内で、各人への配分を行っています。監査役の報酬はその総額を株主総会で定め、各人への配分は監査役の協議で決定します。監査役、会計監査人である有限責任監査法人トーマツおよび監査部は、年間計画、定期的な意見交換会、監査報告などを通じて情報の交換を行い、相互の連携を強めています。社外取締役および社外監査役akebonoでは、取締役会の監督機能(モニタリング)の強化とともに、中長期的な企業価値向上に資する助言(アドバイス)を経営に取り入れる目的で、取締役6名のうち3名をさまざまな経験・スキルを有する独立社外取締役として選任し、コーポレート・ガバナンス体制を強化しています。さらに監査役5名のうち3名を社外監査役とすることで、より独立した立場からの監査体制を確保し、経営に対する監督機能の強化を図っています。なお、akebonoでは、社外取締役および社外監査役との連携と、コーポレート・ガバナンス体制の強化を目指し、代表取締役と社外取締役、また代表取締役と社外取締役、社外監査役との間で意見を交換する会合を定期的に開催しています。監査役、会計監査人、監査部の連携状況監査役および監査役会は、会計監査人から監査内容について、適宜、説明を受けるとともに、必要に応じて会計監査人の監査に立ち会うなど連携をとっています。また、監査体制、監査計画、監査実施状況について、会計監査人と定期的にミーティングを行っています。監査役と監査部は、それぞれの監査の実効性を高めるため、相互補完体制として、年度活動方針の事前調整、月次報告会、監査報告書の相互配布、および合同監査などの連携をとっています。また、監査部と会計監査人は、財務報告に係る内部統制の評価に関する監査計画と結果について、定期的および必要に応じて随時ミーティングを実施しています。コーポレート・ガバナンス体制の概要(2017年度)取締役会の諮問機関(任意)組織形態監査役会設置会社執行役員制度有定款上の取締役の任期2年取締役会の議長代表取締役会長兼社長取締役の人数6名うち社外取締役の人数3名社外取締役のうち独立役員に指定されている人数3名2017年度取締役会の開催数14回社外取締役の2017年度取締役会への出席率100%監査役の人数5名うち社外監査役の人数3名社外監査役のうち独立役員に指定されている人数3名社外監査役の2017年度取締役会への出席率97%取締役会の諮問機関(任意)役員指名諮問委員会役員報酬諮問委員会会計監査人有限責任監査法人トーマツ委員会名役員指名諮問委員会役員報酬諮問委員会役割社外を含む取締役・監査役および執行役員の選任基準の策定や候補者の指名、ならびに最高経営責任者等の後継候補者の選定・育成計画についての適切な審議および取締役会への答申取締役(執行役員含む)の報酬体系、報酬水準、報酬決定のプロセス(評価基準・配分含む)等の設定検証および取締役会への答申構成社内取締役 3名社外取締役 3名社内取締役 3名社外取締役 3名委員(議長)社内取締役社内取締役開催頻度原則半期に1度とし、必要に応じて臨時開催する原則半期に1度とし、必要に応じて臨時開催するAKEBONO REPORT 2018 32

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