AKEBONO REPORT 2012
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東日本大震災への対応あらゆる面で被災地支援を継続しています地域支援 福島原発事故に伴う放射能汚染のため避難を余儀なくされている福島県富岡町の皆様への支援の一環で、2011年9月より旧三春製造㈱の事務棟やグラウンドを幼稚園・小中学校として提供し、約80名の子どもたちは元気に通園・通学しています。敷地の一部は2012年2月より老人支援センターとしても利用されています。本業を通じた被災地復興支援活動 akebonoでは東日本大震災後、仙台営業所を中心に補修品営業部門で「東北プロジェクト」を立ち上げました。津波による塩害でブレーキの金属部分がさびたり、ほかの部分が劣化したりすることがあります。ブレーキが効かなくなるおそれもあり大変危険なため、自動車の整備点検が必要となります。「東北プロジェクト」は被災地の自動車整備工場とエンドユーザーに、不足している補修部品をいち早くお届けしてお客様の復興を支援することを目的に発足し、今も活動を継続しています。 被災地の整備工場に、ブレーキ技術教育巡回車を派遣し「塩水被害車両の安全啓発と整備喚起・整備サポート」「さびたブレーキの具体的なメンテナンス情報」を提供しました。現在までに整備工場43拠点、計500名以上の整備士の方々が参加されました。その他の被災地支援活動TOPICS■再生可能エネルギー支援寒河江市「寒河江さくらんぼ応援隊」に有志で参加(宮城県気仙沼市:2011年5月28日)山陽製造㈱の備中温羅太鼓と福島製造㈱あけぼの太鼓の演奏による被災者慰問活動(福島県桑折町:2011年7月3日)東北の特産物を集めた東北復興応援店(岩槻製造㈱納涼祭:2011年8月25日)akebonoの所有地を提供し、年間CO2排出量削減効果が206tの館林ソーラーパーク開設(群馬県館林市)被災地の視察ブレーキ技術教育巡回車啓発活動の様子整備サポートのリーフレットを配布。塩害のメンテナンス情報をわかりやすく発信しました。開設式の様子(2011年9月1日)被災地のお取引先様とともに、気仙沼市の被害の現状を視察する当社社長信元 久隆(2012年3月2日)●トピックス■ボランティア活動

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