AKEBONO REPORT 2012
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人と人とのつながりを深め、自社への誇りを喚起する活動家族とともに安全宣言akebonoでは、社員の安全への意識を高める施策として、福島製造㈱を皮切りにして社員の家族がそれぞれの社員に対し「安全メッセージ」を寄せる活動を行っています。「家族と共に安全宣言。職場にて家族を振り返り安全意識向上」と題したこの施策は、家族から社員への安全に関するメッセージを、家族と離れている人は上司・同僚からその人に宛てた安全についてのメッセージを寄せてもらい、全職場での掲示を行っています。社員が家族や同僚、仲間からの思いを受け止めそのつながりを深めるとともに、akebonoが安全に寄与する会社であることを再認識し、ブランドスローガンである「さりげない安心と感動する制動を」への想いの実現にもつながることを期待しています。10分間コミュニケーションakebonoは、部署を越えた社員の交流として、管理系部署による「10分間コミュニケーション」という施策を実施しています。「10分間コミュニケーション」とは、少人数のチームを作り話し合いを行うことで、社員同士のコミュニケーション向上をめざしたものです。まずは「お互いについてよく知ること」をテーマに自己紹介、自分の業務について、そして会社のめざす方向とどのように関わっていくかなどについて、休憩所などリラックスできる環境で、5 ~ 7人が直接顔を合わせて、交流を深めています。管理系の多くの部署を横断する形で活動することで団結力、組織力を強くし、企業競争力が高まることをめざします。2011年の活動では、6週間を1ユニットとし4回実施し、管理系18部署の社員の延べ847名が参加しました。社員とともにakebono参観日TOPICS部署ごとに、メッセージボードを設置akebonoではブランディング活動の一環として「家族に誇れるブランド」という考えに基づく活動を行っています。その取り組みの一つとして社員の家族のための職場見学会である「akebono参観日」を各拠点で行っています。2011年度はAi-City本社・日本橋本店(16家族、41名)、岩槻製造㈱(15家族、40名)、福島製造㈱(9家族、28名)、山陽製造㈱(5家族、12名)の4拠点で実施し、合計121名の家族が社員の職場を見学しました。見学した家族からは、「家族がどのようなところで働いているのかがわかって、とても良かったです(妹さんより)」、「父の仕事の場所を見ることができてよかったです。(小学生のお子さんより)」、「社員の方々が子どもたちと遊んでくれて、ゆっくり社内を見学することができました。ありがとうございました(奥様より)」、「行く先々で懐かしい人に話しかけていただき、本当に楽しい時間を過ごすことができました。参加して良かったです。(OBでもあるお母様より)」といった感想が寄せられました。家族の職場に対する理解を深めることで、社員の自社に対する誇りの喚起へとつなげていきます。TV中継で海外拠点と交流(日本橋本店:2011年8月24日)

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