AKEBONO REPORT 2012
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ISO認証・環境教育・環境監査ISO認証の順次更新旧三春製造㈱による初のISO14001認証取得(1999年)から2011年度まで各グループ企業は2 ~ 3回の更新を実施、さらに間接部門やお取引先様を取り込んだ幅広い活動を進めています。海外でも北米ABCSをはじめとして、2011年の更新を完了しています。環境監査結果を環境マネジメントシステムに反映環境マネジメントシステムの監査は外部認証機関によるISO14001認証更新審査(3年に1回)、外部監査(年1回)と社内内部監査員による内部監査(年1回以上)を実施しています。2011年度の監査では「常駐お取引様への環境要求伝達の改善」「本来業務による有益な環境側面の特定」などが主な観察事項として取り上げられました。システム全体は適切に構築、運用されており、積極的な改善活動が環境負荷低減に大きく寄与していることを確認しました。観察事項の指摘を受け、常駐お取引様への環境要求を確実に伝達するための工夫や本来業務による有益な環境側面を評価する仕組みづくりなどの改善を行い、さらなる環境負荷低減活動につなげています。【観察事項】顧客要求や社内ルールを満たさない「不適合」までには至らないが、将来的に不適合になる懸念のある事象。素材から見た環境配慮の意識向上akebonoでは、新入社員教育や一般教育をはじめ、全社員を対象にした啓発活動など、環境意識の向上を図る教育システムを整備しています。一人ひとりの社員が環境に対する役割を自覚し、自発的な行動へとつなげる教育を継続的に実施しています。モノづくりセンター内にある「環境道場」では、レアアースなどの素材とakebonoとの環境面での係わりについて理解を深めるとともに、どの研修を受講中でもCO2排出量を意識できるように、センター内のすべての電気工作機械にCO2排出量ラベルを添付しました。主な環境教育教育区分教育内容新入社員教育環境問題概要と環境への取り組み一般教育環境方針と職場の環境側面、各自の役割専門教育ISO14001内部環境監査員の養成・研修 *7拠点(山形、福島、三春、館林、岩槻、山陽およびAi-City)の合計値**2006年4月から設置主要な環境関連の資格取得者数 (2012年3月31日現在)資 格 名 資 格 者 数*(人)内部環境監査員 193公害防止管理者 39水  質 16大  気 12騒音・振動 11エネルギー管理士 7浄化槽管理士 5特別管理産業廃棄物管理責任者 5100人10人1人ボードを使っての研修更新審査(1回/3 年)認証取得更新スケジュール(年)ISO14001 認証取得状況拠  点山形製造㈱福島製造㈱岩槻製造㈱㈱APS*Ai-City(本社)館林鋳造所㈱中央技術研究所**㈱アロックス***山陽製造㈱ABE(北米)ABG(北米)ABCS(北米)ABCT(北米)アケボノヨーロッパ・ゴネス(仏)アケボノヨーロッパ・アラス(仏)AAIJ(インドネシア)曙光(蘇州)(中国)AKBT(タイ)広州曙光(中国)取得年月’05 ’06 ’07 ’08 ’09 ’10 ’11 ’1200/0300/0302/0302/0303/0310/0303/0307/0701/0501/0701/0702/0801/1004/0904/0902/0108/1109/1210/09* 00/03 は「2000年3月にISO14001認証取得済み」を意味します。*各拠点の正式名称はp.69-70をご参照ください。**印の事業所は岩槻製造㈱の構成ブロックとして認証取得。***印の事業所はAi-Cityの構成ブロックとして認証取得。****印の事業所は2007年7月生産技術部門の登録拡大に伴い取得。 2010年3月岩槻製造㈱の構成ブロックへ編入。*館林鋳造所はAi-Cityの登録拡大に伴い取得。環境マネジメント

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