AKEBONO REPORT 2012
44/76

米国でも、リサイクルを進めています環境配慮製品リサイクル製品への取り組みakebonoは1965年より国内製品の再使用(再利用)に取り組んでいます。ドラムブレーキシューは「エコシュー」として、ディスクブレーキパッドは「akebonoエコパッド」として市場に提供しています。米国でも1980年代の半ばより、リサイクルに取り組み、廃棄物の削減と資源の保全に寄与しています。リサイクル製品の回収状況使用済みのドラムブレーキシュー・ディスクブレーキパッドは、ディーラー・部品商・代理店・部品販売店などのご協力を得て、全国から回収しています。2011年度は使用済みドラムブレーキシューを59万本、使用済みディスクブレーキパッドを86万個回収しました。使用済み製品回収実績(万本・万個)1206853657766101100806040200ブレーキシュー(本)ブレーキパッド(個)’06 ’07 ’08 ’09 ’10609053785986’11 (年度)米国でもリサイクルを進めています物流段階での取り組み物流での安全・安心を追求します「健康第一そしてエコドライブ」が合言葉akebonoグループの運送事業会社である㈱アロックスでは、生産と一体となった最適物流によりエネルギーの削減に努めています。2011年度も改善策(p.31)を進めましたが、震災や電力不足で生産量が低下し、積載率も低下しました。この結果、エネルギー原単位は削減目標の前年度比1%削減に対し2011年度は4%増加しました。乗務員の健康管理向上をめざしたIT点呼方式の導入とCO2排出量削減で、安全・安心をお届けする「健康第一そしてエコドライブ」の取り組みを進めています。【IT点呼】乗務員の健康状態把握のための点呼を、テレビ電話とデータ通信を利用して行うシステム。遠隔地からでも点呼が可能になり記録保存性にも優れるなどの利点がある。現在、優良事業者に限りその使用が認められている(貨物自動車運送事業輸送安全規則 第7条2項)。輸送部門におけるCO2排出量’07’06* 4.604.54’08 3.93CO2 排出量実績(千t )0 1 2 3 4 5’09’103.393.43’11 3.49(年度)*CO2排出量については改正省エネ法にともない、より数値の精度向上を図りました。これまでに比べ集計範囲を広げたことで2006年度以降のCO2排出量が増加しました。* CO2 排出量については改正省エネ法に伴い、より数値の精度向上を図りました。08 年度09年度10年度11年度総輸送量( 万トンキロ) 5,814 5,144 5,718 5,291エネルギー使用量( 原油換算k?) 1,518 1,310 1,413 1,359CO2 排出量(t-CO2) 3,930 3,393 3,434 3,494エネルギー消費原単位0.261 0.255 0.247 0.257物流に伴うエネルギー使用量とCO2 排出量【エネルギー消費原単位】輸送に要したエネルギー使用量を輸送量(トンキロ)で割ったもの。この数値が低いほど効率よく輸送していることになり、環境への負荷も少なくなります。乗務前のアルコールチェックモニターで乗務員の健康状態を把握

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です