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サステナビリティのマテリアリティ

ESG課題におけるマテリアリティ(重要課題)の特定

曙ブレーキグループでは、サステナビリティと、企業価値向上の観点からESG課題におけるマテリアリティ(重要課題)の特定を行い、具体的取り組みの指針としています。
国連サミットで採択された持続可能な開発目標(SDGs)の達成に貢献するため、地球環境や人権の尊重を含む社会的要求、ステークホルダー(お客様、お取引先様、株主・投資家の皆様、社員とその家族など)の関心度・要望、そして適切な企業統治の観点からマテリアリティの要素を抽出し、9項目のマテリアリティを特定しました。

その後、具体的な取り組みをする上で、より分かりやすくするための議論を重ね、その結果、ESG課題におけるマテリアリティを9項目から3項目に集約し、目標と取り組み内容を明確にしました。

ESG課題におけるマテリアリティ(重要課題)

①安全・安心な製品・サービスの提供 ②誰もが活躍できる会社の実現と社会への貢献 ③地球温暖化防止への貢献と環境負荷低減の推進

目指す姿と主な取り組み、主な目標・指標

各マテリアリティにおける目指す姿を次のとおりに設定し、実現に向け取り組んでまいります。

マテリアリティ①

  • 安全・安心な製品・サービスの提供

目指す姿

安全・人権が確保された職場環境での生産活動と、地球環境やお客様の安全に配慮した製品・サービスの提供を継続する

主な取り組み 主な目標・指標
  • 予防安全機能に親和性の高い製品の開発を推進
  • シミュレーション活用強化などによる開発リードタイム短縮
  • 先端技術を一般車両向けの製品に活用
  • 品質マネジメントシステムの継続的改善
  • 安全教育や生産改善活動を通した組織と個人双方への働きかけ
  • サプライチェーンマネジメントの推進
  • 製品を通して、安全・安心な社会に貢献
  • 開発スピードを向上し、お客様や社会のニーズの変化に対応
  • 車両の軽量化、燃費・電費向上に貢献
  • 全ての製品とサービスの利用における安全を確保
    • 当社製品使用に起因する重大事故の発生:0件
  • 安全な職場及び職場環境づくりを実現・継続
    • 重大災害の発生:0件
  • サプライチェーンにおける適正取引の継続と環境負荷低減への貢献及び品質の確保

マテリアリティ②

  • 誰もが活躍できる会社の実現と社会への貢献

目指す姿

サプライチェーンを含めた人権尊重に取り組み、多様性を尊重し、ワークライフバランスを推進するとともに、会社の持続的成長を実現する人財を育成する

主な取り組み 主な目標・指標
  • 「曙ブレーキグループ人権方針」に基づく人権尊重の推進
  • 「多様化推進」「キャリア支援」「ワークライフバランス推進」を3つの基本テーマとしたダイバシティマネジメントの実行
  • 人財戦略の策定と、それに基づく人財確保・社員のリスキリング
  • ガバナンス強化
  • 健康経営の推進
  • ステークホルダーとの対話の強化
  • サプライチェーンを含めた人権の尊重に貢献
  • 多様な人財一人ひとりが能力を最大限発揮できる組織づくりを実現し、新たな価値創造につなげる
    • 管理職に占める女性比率:10%(2030年)
    • 管理職に占める中途採用者比率:30% (2030年)
    • 社員意識調査「私たちの成長の機会」への満足度:前年比向上
    • 階層別必修研修受講率:100%
    • 重大コンプライアンス違反:0件
  • 社員が心身ともに健康で充実した状態になることにより、生産性・創造性を向上
    • 健康経営優良法人企業の認定継続
    • ストレスチェック診断結果:健康リスク水準100未満

マテリアリティ③

  • 地球温暖化防止への貢献と環境負荷低減の推進

目指す姿

地球環境の保全に努め、環境と調和した持続可能な社会の発展に継続的に取り組む

主な取り組み 主な目標・指標
  • CO2排出量削減の中長期目標達成へ向けた取り組み
  • 環境マネジメントシステムの継続的改善
  • 環境負荷物質の自主管理基準の制定と遵守
  • CO2排出総量50%削減(2013年比)(Scope1,2) (2030年)
  • カーボンニュートラル(2050年)
  • 環境負荷物質に関する法令遵守と違反ゼロの継続