FIA世界耐久選手権
(WEC)

akebonoは、2012年より開催されているFIA 世界耐久選手権(FIA World Endurance Championship、略称はWEC)にブレーキを供給しています。
WECで開催されるレースは6時間以上の耐久レースで、世界三大レースのひとつとされる「ル・マン24時間レース」や、富士スピードウェイで開催される「富士6時間レース」もシリーズ戦の中に含まれます。
akebonoは、2013年よりトヨタチームにブレーキキャリパーを供給。2017年からは、TOYOTA GAZOO Racing「TS050 HYBRID」に、2021年には新型ハイパーカー「GR010 HYBRID」にブレーキキャリパーを供給しています。
TOYOTA GAZOO Racingの2台の「GR010 HYBRID」は、フランスのル・マン・サルト・サーキットで行われた2021年WECシリーズ第4戦、第89回ル・マン24時間レースを1-2フィニッシュで制し、チームはル・マン24時間レース4連覇を成し遂げました。
耐久レースに合わせて開発された、モノブロックオポーズドタイプのキャリパーです。アルミ合金ブロックからの削り出しで製造されており、車両の重量、速度、要求されるブレーキ性能に対応したブレーキ仕様となっています。安定性、コントロール性に優れており、軽量、高剛性、優れた耐久性といった特徴を持っています。
(レース専用製品)
6ポットフロントキャリパー
6ポットリアキャリパー