1. Home > 
  2. 製品・技術 > 
  3. ジャパンモビリティショー

製品・技術 メニュー

ジャパンモビリティショー

曙ブレーキ工業株式会社は、江東区・有明の東京ビッグサイトで開催されたジャパンモビリティショー2023にブースを出展しました。

一般公開:
2023年10月28日(土)~11月5日(日)
会  場:
東京ビッグサイト
展示場所:
西3・4ホール W4113

曙ブレーキ工業株式会社は、江東区・有明の東京ビッグサイトで開催されたジャパンモビリティショー2023にブースを出展しました。

一般公開:
2023年10月28日(土)~11月5日(日)
会  場:
東京ビッグサイト
展示場所:
西3・4ホール W4113

主な展示品

今回初めて出展する注目製品は、ニュルブルクリンク24時間耐久レース用に設計された、耐久レース用ブレーキキャリパー「NR22」です。過酷な使用にも耐えうる高い「機能性」と「デザイン性」を融合し、世界三大デザイン賞3つをすべて受賞するという三冠を達成しました。

また、環境負荷低減への開発段階での取り組みについて、「CO2発生量50%削減ブレーキパッド」と「Euro 7対応製品」を参考出品いたします。「CO2発生量50%削減ブレーキパッド」は、焼き固める製造工程のうち、特に高温となる工程を省くことなどの方法によりCO2発生量と製造時間の約50%の短縮を実現しています。「Euro 7対応製品」は、大きな技術課題であるブレーキ摩擦材から発生する摩耗粉の削減のための技術開発やブレーキパッドの長寿命化への取り組みについて展示いたします。

耐久レース用ブレーキキャリパー「NR22」

世界で最も過酷なツーリングカー耐久レースと言われる「ニュルブルクリンク24時間耐久レース」にakebonoは2006年からブレーキを供給しています。24時間におよぶ過酷な使用にも耐えられる高い信頼性と安定性を実現したモデルです。また、その高いデザイン性から世界で最も権威のあるドイツの「Red Dot Award 2023」「iF DESIGN AWARD 2023」、米国の「International Design Excellence Awards 2022」の世界三大デザイン賞すべてを獲得し、三冠を達成しました。

CO2発生量50%削減ブレーキパッド (参考出品)

原材料の一部の変更などにより、ブレーキパッド製造工程の焼き固める工程のうち、特に高温となる工程を省くことなどの方法によりCO2発生量と製造時間の50%以上短縮を実現しています。CO2発生量削減への取り組みのみにとどまらず、摩耗粉の削減や臭気低減などの環境面、制動力確保などの性能面、製造工程での造りやすさや製造時間の短縮といった製造コスト削減につながるコスト面など、様々な課題解決を同時に追求した製品です。

Euro 7対応ブレーキパッド(参考出品)

欧州では自動車の新たな環境規制であるEuro 7で排出ガスばかりでなくブレーキから出る粉塵も規制する方針が示されています。akebonoは、ブレーキ摩擦材から発生するブレーキの摩耗粉を大きな技術課題と捉え、摩耗粉を減らす技術開発やパッドの長寿命化にチャレンジしています。さらにブレーキの摩耗粉を分析、評価する手法の確立に向けての研究も進めています。

電動サービスブレーキキャリパー(参考出品)

ブレーキペダルを踏んでクルマを減速・停止するブレーキをサービスブレーキと呼びます。この仕組みを電動化したのが電動サービスブレーキです。まだ実用化された例はありませんが、今後クルマの電動化、自動化に対応するため、akebonoでは長年の研究開発により早期の実用化を目指しています。

高性能車両用オポーズドタイプ電動パーキングブレーキ

電動パーキングブレーキ機構付き新構造ブレーキキャリパー(参考出品)

軽量化と高剛性を同時に実現した画期的な新構造ブレーキキャリパーにモーターギアユニットを組み込んだ電動パーキングブレーキです。モーターギアユニットの取り付け位置は重量バランスや耐振動性を考えた最適設計にしています。またフロント用の新構造フローティングタイプディスクブレーキキャリパーと同様にデザイン性を高め、フロントブレーキとリアブレーキのデザイン統一を図ることができるように設計しました。

6ポットブレーキキャリパー

電動パーキングブレーキ機構付き4ポットブレーキキャリパー

高性能車向けに採用実績のあるオポーズドタイプブレーキキャリパーの信頼性を踏襲しながら、電動パーキングブレーキ機能を組み込むとともに、ボディ素材にアルミを使用することによって、小型・軽量化を実現しました。akebonoの高性能車用電動パーキングブレーキの主力となる製品です。

中・小型トラック用電動パーキングブレーキ機構付きフローティングタイプブレーキキャリパー

通常の電動パーキングブレーキキャリパーでは1つのモーターで1つのピストンを押し出す構造になっていますが、akebonoは1つのモーターで2つのピストンを押し出す独自の構造を開発しました。これにより他社量産品に対し、消費電力は同等でありながら2倍以上の発生出力を実現しています。

高性能車両用 新10ポットブレーキキャリパー

新10ポットブレーキキャリパーは高い剛性と性能を維持しながら、従来製品比で約1kgの軽量化を実現しています。車重が重くパワーのある高性能車向けに開発した、運動性能や燃費の向上に寄与するブレーキキャリパーです。

6ポットブレーキキャリパー

高性能車両用 10ポットブレーキキャリパー

akebonoが量産用として供給している10ポットブレーキキャリパーは、片側に5個ずつ、計10個のピストンを持ち、大型のSUVを適応車両としています。大型SUVのブレーキは、高負荷のブレーキエネルギーを受けるため、面積の大きなブレーキパッドが使用されます。そのことから、安定した制動を実現するためにオポーズドタイプの10ポットブレーキキャリパーが採用されました。

新構造ブレーキキャリパー「AWP Brake Caliper」

既存のAD型ディスクブレーキの構造を大幅に見直し、自動車の電動化への対応と地球環境保全に配慮した新タイプのキャリパーです。素材にアルミを用いており、純正製品比で20%の軽量化を実現し、車両の燃費向上に貢献するとともに、車両搭載性やデザイン性も考慮した画期的な製品です。新構造により、対向型ディスクブレーキと同等のブレーキ応答性を実現しています。

FIA世界耐久選手権(WEC)用6ポットブレーキキャリパー

「ル・マン24時間レース」を中心とするFIA世界耐久選手権にakebonoは2013年からブレーキを供給しています。24時間におよぶレースでの過酷な使用にも耐えられる高い信頼性と安定性を実現したモデルです。akebonoはブレーキのエキスパートとして先端技術を追求し続けていきます。

関連コンテンツ