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社員とその家族とともに

健康経営

健康経営宣言

akebonoは、「曙の理念」(私達は「摩擦と振動、その制御と解析」により、ひとつひとつのいのちを守り、育み、支え続けて行きます。)に基づき社会に安全と安心を提供し続け、持続可能な社会の発展に貢献することが使命だと考えています。

その使命を実現する社員は大切な財産、「人財」であり、社員とその家族の健康を維持・促進することは重要な経営課題の一つであります。

社員が心身ともに健康で充実した生活を送るとともに、社員と会社がともに成長し、社会に貢献し続けていくために、健康づくりに資する様々な施策を積極的に推進することを宣言します。

制定日 2017年4月1日

「健康経営優良法人2023(大規模法人部門)」の認定

曙ブレーキグループの社員や経営を含めて全社一体となった健康づくり活動が実を結び、2023年には、経済産業省と日本健康会議が共同で推進する優良な健康経営を実践している大規模法人を顕彰する「健康経営優良法人2023(大規模法人部門)」の認定を受けました。

健康経営優良法人制度とは、地域の健康課題に即した取り組みや日本健康会議が進める健康増進の取り組みをもとに、特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業等の法人を顕彰する制度です。今回の認定は、6年連続、6回目となります。

2023健康経営優良法人

今後も健康経営を推進し、曙ブレーキグループ社員が心身ともに健康で成長し続けられる環境を整えることで社員の充実した生活を追及していきます。

健康経営への取り組み

【健康経営方針】

会社は、事業主として安全・健康への「配慮義務」に基づき積極的に健康づくりに資する様々な施策を提供します。社員は、「自己保健義務」に基づき自らとその家族の健康を維持・向上に努めます。これらを両輪としてakebonoは健康経営を推進し、社員が心身ともに健康で成長し続けられる環境を整えることで、疾病の予防と早期発見に繋げ、健康促進による社員の充実した生活を追求します。

【健康経営推進の3本柱】

  • 働き方改革
  • 心身両面の健康促進
  • ヘルスリテラシーの向上

【健康経営6つの取り組みテーマ(2023年度~2025年度)】

1. 環境変化によるメンタル不調予防の対策

背景:
今後も会社を取り巻く環境や働き方などにも更なる変化が予想されますが、環境変化に伴う社員のメンタルヘルス不調を予防する取り組みが必要です。
目標:
総合健康リスクを全国平均並みに維持
高ストレス者の面談率向上
取り組み:
・ストレスチェック結果の経年悪化者(高ストレス)への面談勧奨強化
・高ストレス職場へのアプローチ強化

2. 効果的で目新しい保健指導の実践

背景:
健康診断結果に基づく保健指導は従来から実施していますが、保健指導対象者の固定化や有所見率の高止まりなどの課題を認識しています。
目標:
定期健康診断の要管理者率の低減
取り組み:
・保健指導の強化(個別の目標設定と保健指導対象者の拡大)
・健康保険組合と協働した健康イベントを実施

3. ストレスチェック結果の活用度向上

背景:
これまでもストレスチェック結果を活用した「職場いきいき活動」を全職場で展開してきましたが、今後は各職場にさらに入り込んでメリハリをつけた活動を目指します。
目標:
「職場いきいき改善活動」必須職場100%実施
取り組み:
・高ストレス職場を中心とした、活動の必要性が高い職場で「いきいき活動」を重点展開
・人事的視点からも高ストレス職場にアプローチ

4. 海外・営業所勤務者へのアプローチ強化

背景:
コロナ禍や働き方の変化に伴い、心身の健康管理が不十分になりがちな職場に対して、顔の見える健康管理を展開していきます。
目標:
海外・営業所勤務者の保健指導実施率100%
取り組み:
・海外勤務者を皮切りに、営業所勤務者へも医療職による全員面談(保健指導)の実施
・対面やWeb面談も活用した「顔の見える」面談の実践

5. 健康教育のさらなる拡充

背景:
健康教育のオンライン化を進めていますが、コロナ禍で中断した健康教育などもあるため、オンラインの利点も取り入れながら健康教育をさらに拡充していきます。
目標:
メンタルヘルス(セルフケア)研修受講率100%
取り組み:
・メンタルヘルスのセルフケア研修の必修化
・コロナ禍で中断した、健康教育の再開

6. 卒煙に向けての継続アプローチ

背景:
2017年以降、卒煙に向けてのアプローチを継続して実践しており喫煙率の低減など一定の効果は出ていますが、目標値には達しておらず、継続したアプローチが課題です。
目標:
喫煙率の低減
取り組み:
・健康診断や世界禁煙デー等のタイミングでイベント実施
・問診結果等で卒煙タイミングを見極めた保健指導の実施

これまでの健康経営への取り組み

  • 埼玉県健康コバトンマイレージ事業への積極的な参加促進
  • ストレスチェック結果を活用した「職場いきいき改善活動」の全職場での実施
  • 血圧測定習慣プロジェクトの実施
  • 各種卒煙サポートの取り組み(二人三脚卒煙チャレンジ、卒煙サポーター制度、禁煙外来利用の補助)
  • 長時間労働の環境改善を目的として会社PCに残業ポップアップを表示(就業終了時間の表示、深夜残業のルール等)
  • 高ストレス者の面談勧奨強化

健康経営で解決したい経営課題とその戦略

各種健康指標と数値目標

項目 2019年度 2020年度 2021年度 2022年度 最終目標値
(2023年度)
定期健康診断受診率 100% 100% 100% 100% 100%
定期検査後の精密検査受診率 100% 100% 100% 100% 100%
ストレスチェック受検率 98.8% 95.5% 99.2% 99.6% 100%
喫煙率 40.5% 40.0% 38.2% 36.1% 30%
運動習慣率 22.9% 23.3% 25.9% 25.7% 30%
適正体重者率
(BMIが18.5~25未満のもの)
59.8% 58.5% 60.8% 59.7% 70%
飲酒習慣率
(頻度が時々または毎日かつ飲酒日の1日当たりの飲酒量が清酒換算で2合以上の人の割合)
19.0% 11.2% 16.9% 15.3% 10%
「睡眠により十分な休養が取れている人」の割合 56.4% 61.3% 59.1% 60.1% 70%

※【運動習慣率】~【「睡眠により十分な休養が取れている人」の割合】の4項目については40歳以上の方を対象としています。