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社員とその家族とともに

健康経営

健康経営宣言

akebonoは、「曙の理念」(私達は「摩擦と振動、その制御と解析」により、ひとつひとつのいのちを守り、育み、支え続けて行きます。)に基づき社会に安全と安心を提供し続け、持続可能な社会の発展に貢献することが使命だと考えています。

その使命を実現する社員は大切な財産、「人財」であり、社員とその家族の健康を維持・促進することは重要な経営課題の一つであります。

社員が心身ともに健康で充実した生活を送るとともに、社員と会社がともに成長し、社会に貢献し続けていくために、健康づくりに資する様々な施策を積極的に推進することを宣言します。

制定日 2017年4月1日

健康経営で解決したい経営課題とその戦略

各種健康指標と数値目標

項目 2019年度 2020年度 2021年度 最終目標値
(2023年度)
定期健康診断受診率 100% 100% 100% 100%
定期検査後の精密検査受診率 100% 100% 100% 100%
ストレスチェック受検率 98.8% 95.5% 99.2% 100%
喫煙率 40.5% 40.0% 38.2% 30%
運動習慣率 22.9% 23.3% 25.9% 30%
適正体重者率
(BMIが18.5~25未満のもの)
59.8% 58.5% 60.8% 70%
飲酒習慣率
(頻度が時々または毎日かつ飲酒日の1日当たりの飲酒量が清酒換算で2合以上の人の割合)
19.0% 11.2% 16.9% 10%
「睡眠により十分な休養が取れている人」の割合 56.4% 61.3% 59.1% 70%

※【喫煙率】~【「睡眠により十分な休養が取れている人」の割合】の5項目については40歳以上の方を対象としています。

「健康経営優良法人2022(大規模法人部門)」の認定

曙ブレーキグループの社員や経営を含めて全社一体となった健康づくり活動が実を結び、2022年には、経済産業省と日本健康会議が共同で推進する優良な健康経営を実践している大規模法人を顕彰する「健康経営優良法人2022(大規模法人部門)」の認定を受けました。

健康経営優良法人制度とは、地域の健康課題に即した取り組みや日本健康会議が進める健康増進の取り組みをもとに、特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業等の法人を顕彰する制度です。今回の認定は、5年連続、5回目となります。

2021健康経営優良法人

今後も健康経営を推進し、曙ブレーキグループ社員が心身ともに健康で成長し続けられる環境を整えることで社員の充実した生活を追及していきます。

健康経営への取り組み

【健康経営方針】

会社は、事業主として安全・健康への「配慮義務」に基づき積極的に健康づくりに資する様々な施策を提供します。社員は、「自己保健義務」に基づき自らとその家族の健康を維持・向上に努めます。これらを両輪としてakebonoは健康経営を推進し、社員が心身ともに健康で成長し続けられる環境を整えることで、疾病の予防と早期発見に繋げ、健康促進による社員の充実した生活を追求します。

【健康経営推進の3本柱】

  • 働き方改革
  • 心身両面の健康促進
  • 健康意識向上

【健康経営7つの取り組みテーマ(2020年度~2022年度)】

1. 効果的な健康教育・保健指導の展開

背景:
健康教育・保健指導を展開していく中で、さらなる効果性を求めていきたい。
目標:
ヘルスリテラシー度調査(5項目)で半数がいい評価
取り組み:
・必要性や効果の高い集団を見極めた保健指導・健康教育の実施
 (女性、若年者、肥満、海外等)
・研修教育コンテンツの充実およびe-learningの実施
 (メンタルヘルス、アンガーマネジメント、働く女性の健康、高齢労働者向けセミナー)

2. 有効な卒煙支援プログラムの展開

背景:
現状では喫煙率が高い傾向にあり、喫煙が健康に及ぼす影響も少なくないことから、喫煙率の低下を目指したい。
目標:
喫煙率5%減(2023年定期健診で全社30%)
取り組み:
・禁煙外来補助(健康保険組合)、卒煙サポーター等卒煙支援対策のさらなる充実

3. 長時間労働による健康障害の予防

背景:
在宅勤務の波及等、世の中の働き方の環境変化による社員の心身の不調を未然に防止したい。
目標:
長時間労働による健康障害ゼロ
取り組み:
・安全衛生委員会等での定期モニタリング
・長時間労働が恒常化している社員への対策強化
・在宅勤務者を含めた、新たな勤怠システム導入による適正な労働時間管理の徹底
(一定時間になると、社員のPC画面に残業アラートを表示)

4. 運動促進プログラムの継続・拡大

背景:
在宅勤務に伴う運動量の低下や労働者の高齢化という側面から、運動を通して社員の健康を促進していきたい。
目標:
国内社員の半数の参加
取り組み:
埼玉県が推進するウォーキングプログラム「埼玉県コバトン健康マイレージ」への参加継続と参加者拡大

5. 環境変化によるメンタル不調予防の対策

背景:
働き方の変化や、昇進昇格、異動等による環境変化を要因としたメンタル不調の予防をしていきたい。
取り組み:
・心の健康づくり計画の策定・実施
・メンタル不調を未然に防止する活動の展開
・メンタル不調に早期に気づけるような研修の充実

6. ストレスチェック結果の活用度向上

背景:
社員のストレスを低減するという側面から、ストレスチェックの組織診断結果を活用し社員の心身の健康を促進していきたい。
目標:
総合健康リスクを全国平均並みに維持
取り組み:
・産業医による結果説明会、ライン研修を開催
・全社活動としての「職場いきいき改善活動」の充実

7. 職場内コミュニケーションの活性化

背景:
在宅勤務やフレックス勤務等、働き方の変化による職場内のコミュニケーション機会の低下を防ぎたい。
目標:
職場いきいき改善活動の実施率100%
取り組み:
・「職場いきいき改善活動」をきっかけとしたコミュニケーション活性化
・さらなるコミュニケーション活性化施策の検討

これまでの活動実績と効果

本格的に健康経営の取り組みを開始した2017年度から2020年度までを1つのタームとし、数値化できる指標で評価しPDCAサイクルを回すことで健康経営自体のブラッシュアップを行っています。

【職場いきいき改善活動】

ストレスチェックの結果に基づいて、職場単位で「自分たちの働きやすさ・働きにくさ」を話し合う活動。3年間で延べ518部署で実施しました。

ストレスチェック結果では総合健康リスクを2016年度から2020年度の5年間で10%低減することができました。2021年度は対象部署を拡大して全社で展開し、実施率100%を達成しました。

メンタルヘルスケア活動

社員の心身にわたる健康管理の保持・増進を図る事を推し進めるために、引き続き、Ai-City専属産業医に統括産業医として活動いただきました。また、改正労働安全衛生法に基づくストレスチェックを国内全拠点を対象として7月に一斉実施。高ストレス者で希望者に対しての産業医等による面接もしくは相談を実施するとともに、経営層を対象に診断結果の説明会を実施しました。

血圧測定習慣チャレンジ

健康診断結果から対象者を選定して、血圧測定記録の回収・高血圧の予防/改善リーフレット配布・保健指導等を実施。定期的な血圧測定を促して、血圧の自己管理や適切な保健指導につなげることを目的としています。

健康保険組合との連携・協働(コラボヘルス)

健康保険組合が策定した「第2期データヘルス計画」に沿ってPDCAサイクルを回しつつ、疾病予防と早期発見・早期治療へ向けた施策展開を連携・協働して取り組んでいます。

 ・40歳以上の方は健診結果等の情報を一部共有し、特定健診・特定保健指導を実施

 ・事業所と健康保険組合で卒煙サポート(禁煙外来補助、禁煙ガムの無料配布等)を実施

また、社員やその家族の健康維持増進のため、健康保険組合に保健師を派遣し、連携の強化を図っています。