2015年10月28日
曙ブレーキ、10ポットブレーキキャリパーを開発
曙ブレーキ工業株式会社(代表取締役社長:信元久隆 本店:東京都中央区 本社:埼玉県羽生市)は、量産高性能車向けにオポーズドタイプ*1の10ポットブレーキキャリパー*2を開発し、10月30日より東京ビッグサイトで開催される第44回東京モーターショー2015に当社として初めて出展します。
適応車両は大型のSUVクラスであり、高負荷のブレーキエネルギーを受けるために面積の大きなブレーキパッドが使用されることから、安定した制動を実現するために10ポットデザインとしました。この超高性能ブレーキキャリパーは、当社がさまざまなモータースポーツ活動によって培ったブレーキ技術のノウハウを結集し開発したもので、超高速、高負荷、高温制動時の高いブレーキ性能を実現するとともに、高級車向けとして重要な要素である快適性、低ノイズも併せて実現しています。他社とは差別化された競争力のある製品を開発したことで、今後、量産高性能車向けビジネスの拡大を図っていきます。
10ポットブレーキキャリパー
*1 オポーズドタイプ:対向ピストンタイプ
*2 10ポットブレーキキャリパー:片側5個ずつ、計10個のピストンを持つキャリパー
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