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2012年02月10日

曙ブレーキ、グローバル人財育成に向けた研修センターを新設

曙ブレーキ工業株式会社(代表取締役社長:信元久隆 本店:東京都中央区 本社:埼玉県羽生市)は、グローバルで活躍できる人財の育成を目的とした「akebono研修センター(仮称)」を本社機能がある羽生市「Ai-City」の敷地内に新設することを決定しました。

当社はグローバル市場で不可欠な存在になるための長期ビジョン「グローバル30」達成に向けて、ボッシュ北米ファウンデーションブレーキ事業の譲受、メキシコ進出など北米事業の再構築、ベトナム進出などアジア伸長市場での事業強化、今後の欧州事業強化といった諸施策を展開し、急速に進むグローバル化に対応した競争力の強化を図っています。「akebono研修センター」は、そうしたグローバル展開の中で得られる知見をakebonoグループ内で共有するとともに、多様化を推進し、さらにはグループ内の人財が交流することによって新たな価値を創造する場として位置づけ、新設するものです。

研修プログラムは、従来、国内拠点で重点的に展開していた「曙の理念」や「コーポレートブランド」「APS(Akebono Production System)」のグローバル各拠点への展開を始めとし、コミュニケーションを重視した研修、体験型研修、社員講師による研修など幅広い内容を織り込む予定です。また、設備はこうした様々な研修プログラムに対応するとともに、環境への取り組み、BCP対策も施していきます。

「Ai-City」には本社機能のほかに「モノづくりセンター」「ブレーキ博物館(ai-museum)」などの施設を有しており、「akebono研修センター」を新設することによって、人財育成の機能をさらに充実させ、グローバルで活躍できる人財を創出し、中長期にわたる人的基盤を強化していきます。

<「akebono研修センター」の主な設備>
・ 研修内容によりスペース可変可能な大・中・小研修室
・ 大学の講義室をイメージしたプレゼンルーム
・ 語学専用研修室
・ コミュニケーションを活性化するためのラウンジ、緑化スペース
・ 中長期研修者用向けの宿泊機能
・ 食文化を通じて文化の違いを体験するための厨房機能
・ e-ラーニングなど自主学習のためのライブラリー
・ 国内外拠点とのネットワーク強化のためのTV会議システム常態接続

環境への取り組み
・ 敷地全体を活かした緑化活動に努め、敷地の33%を緑地として確保
・ 自然エネルギーの活用(太陽光発電システムや太陽熱温水器、自然採光を利用した省エネ)
・ 地域の生物多様性への取り組み(水生植物のムジナモや蛍の育成)を推進

BCP対策
・ 施設耐震強度を基準の1.5倍化
・ 災害時緊急避難所として、備蓄庫の設置
・ 非常用自家発電機能設置

<施設概要>

建物名称 akebono研修センター(仮称)
建設予定地 埼玉県羽生市東5丁目
敷地面積 約9,500m2
延床面積 約3,900m2
構造 地上2階鉄骨造り
設計 株式会社プランテック総合計画事務所
施工 未定
着工 2012年 5月(予定)
竣工 2012年12月(予定)
投資総額 約17億円