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2012年04月23日

曙ブレーキ、「akebono研修センター(仮称)」地鎮祭を実施

曙ブレーキ工業株式会社(代表取締役社長:信元久隆 本店:東京都中央区 本社:埼玉県羽生市)は、グローバル研修センターの新築工事着工にあたり、地鎮祭を実施いたしましたのでお知らせいたします。

鍬入の儀

11時30分から執り行われた地鎮祭には、当社社長の信元久隆をはじめ、関係者約40名が出席。埼玉県産業労働部部長や羽生市市長など、多くの来賓を迎えました。信元のコメントは以下です。

信元久隆 挨拶「私共の創業は1929年、その10年後に需要の大幅増に対応するため、羽生に土地を購入し、翌年から生産を開始しました。2001年には開発、購買、生産、営業など各地に存在していた機能を羽生にまとめ、業務改革を推進する場として、「Akebono Crystal Wing (ACW)」を中核に「Ai-City」を創り上げました。現在もここ羽生は我々にとって重要な拠点であるとともに、進化を続けています。これまでのakebonoの歴史の中では大きな3つの転換期があります。その第3の転換期にあたるのが2010年、ボッシュのブレーキ事業を譲り受けた際のことです。本当の意味でのグローバル化へ新たな一歩を踏み出しました。現時点では、売上げ・従業員数ともに約6割が海外、さらにこれからベトナム・メキシコなどの新工場が稼動していくことになります。国籍、言語、教育、習慣など、さまざまな価値観を持った多様な社員達が、お互いの違いを認めながら一体感を共有する。そのための様々な仕掛けがこの「akebono研修センター(仮称)」に詰め込まれています。」

「Ai-City」には本社機能のほかに「モノづくりセンター」「ブレーキ博物館(ai-museum)」などの施設を有しており、「akebono研修センター」を新設することによって、人財育成の機能をさらに充実させ、グローバルで活躍できる人財を創出し、中長期にわたる人的基盤を強化していきます。

<「akebono研修センター」の主な設備>
・ 研修内容によりスペース可変可能な大・中・小研修室
・ 大学の講義室をイメージしたプレゼンルーム
・ 語学専用研修室
・ コミュニケーションを活性化するためのラウンジ、緑化スペース
・ 中長期研修者用向けの宿泊機能
・ 食文化を通じて文化の違いを体験するための厨房機能
・ e-ラーニングなど自主学習のためのライブラリー
・ 国内外拠点とのネットワーク強化のためのTV会議システム常態接続

環境への取り組み
・ 敷地全体を活かした緑化活動に努め、敷地の33%を緑地として確保
・ 自然エネルギーの活用(太陽光発電システムや太陽熱温水器、自然採光を利用した省エネ)
・ 地域の生物多様性への取り組み(水生植物のムジナモや蛍の育成)を推進

BCP対策
・ 施設耐震強度を基準の1.5倍化
・ 災害時緊急避難所として、備蓄庫の設置
・ 非常用自家発電機能設置

<施設概要>

建物名称 akebono研修センター(仮称)
建設予定地 埼玉県羽生市東5丁目
敷地面積 約9,500m2
延床面積 約3,900m2
構造 地上2階鉄骨造り
設計 株式会社プランテック総合計画事務所
施工 北野建設株式会社
着工 2012年 5月(予定)
竣工 2012年12月(予定)
投資総額 約17億円