2012年09月13日
F1 2012年第13戦、イタリアGP開催 akebonoがブレーキを供給するボーダフォン マクラーレン メルセデスチームが3連勝
2012年シリーズF1第13戦の決勝が9月9日、イタリアのモンツァ・サーキットで開催され、akebonoがオフィシャルサプライヤーとしてブレーキシステムを供給するボーダフォン マクラーレン メルセデスチームのルイス・ハミルトン選手が今シーズン3度目の優勝を飾りました。ジェンソン・バトン選手はマシントラブルでリタイアとなりました。現在のボーダフォン マクラーレン メルセデスチームは243ポイント、コンストラクターズランキング2位です。
ハミルトン選手は次のように述べています。「モンツァは歴史のあるサーキットですし、優れたドライバーが勝利しているところですので、F1で走り始めたころからこのサーキットで優勝したいと思っていました。今回、その歴史についに自分の名前を刻むことができて光栄です。今回のレースでは、マシンの状態が良く、トラブルなしでリラックスして臨めました。チャンピオンシップは予測不可能なものですので、我々のチームにいいマシンがあり、それで戦えることを嬉しく思います。あと7戦ありますが、今日は勝利に浸り、明日からシンガポール戦に向けて再始動します」
バトン選手は次のように述べています。「（ハミルトン選手と）1-2フィニッシュできたら良かったと思いますが、今回はかないませんでした。しかし、（ハミルトン選手の優勝を）チーム全員で祝福したいと思います。ここ数回のレースの予選でも決勝でも、我々のマシンが強いことを証明できています。今シーズン、継続して優勝しているのは我々だけですので、本当に自信につながっています」
ボーダフォン マクラーレン メルセデスチームのチーム・プリンシパルであるマーティン・ウィットマーシュ氏は次のように述べています。「本日のモンツァでのルイスの走りは完璧で、53周を通してレースを落ち着いてコントロールしていました。1-2フィニッシュできる可能性がありながら、給油システムトラブルでジェンソンがリタイアしなければいけなかったのは、彼にとってもチームにとっても残念でした。ただ、最も重要なことは、我々のマシンが優勝したということです。3つのグランプリを続けて勝ち取っており、どちらの選手も勝っています。あと7戦残っている段階で、ルイスはドライバーズ・ワールド・チャンピオンシップにおいてトップと僅差で現在第二位です。ドライバーズ・チャンピオンシップ、コンストラクターズ・チャンピオンシップともに獲得圏内にいます。ボーダフォン マクラーレン メルセデスは勝つことがすべてです。2週間後のシンガポールでは、さらにいい結果を残せるよう戦略を練ってまいります」
