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2012年10月04日

曙ブレーキ、ボーダフォン マクラーレン メルセデスとテクニカルパートナーシップ契約を更新

曙ブレーキ工業株式会社(代表取締役社長:信元久隆 本店:東京都中央区 本社:埼玉県羽生市、以下akebono)とモータースポーツ最高峰のF1チームである「ボーダフォン マクラーレン メルセデス」は本日、テクニカルパートナーシップ契約を更新したことを発表しました。

akebonoは2007年よりボーダフォン マクラーレン メルセデスと協力関係を結び、世界最高峰のモータースポーツにおいてブレーキ技術の開発と精錬を重ねてきました。また、F1用ブレーキ供給の経験は、当社の高性能ブレーキの素材、構造および表面処理の研究に活用されています。これにより、耐熱性と高剛性を備えながら、超軽量化と並はずれた冷却性能を持つ信頼性の非常に高いブレーキシステムを開発、生産しています。

2007年にakebonoとパートナーシップを開始してから、ボーダフォン マクラーレン メルセデスは、優勝32回、ポールポジション28回、ポイント獲得回数154回を記録しております。また、2008年にはルイス・ハミルトン選手がワールドチャンピオンシップを獲得しています。また、akebonoはマクラーレンのMP4-12C GT3レースカー専用のブレーキキャリパーとブレーキパッドも開発、提供しています。

代表取締役社長である信元久隆は社員に次のように述べています。「世界最高のブレーキメーカーを目指す我々にとって、次のステージに上がる誇るべき歴史的な瞬間です。ボーダフォン マクラーレン メルセデスと我々のパートナーシップ以前には、アジア製のブレーキシステムがF1の表彰台に立ったことはありませんでしたが、我々は32回もの優勝を経験しました。さらに、マクラーレンのMP4-12C GT3専用に我々のブレーキキャリパーとブレーキパッドが採用されたことを誇りに思います。我々はこれからもブレーキエキスパートとして新しい技術開発を挑戦し続けます」

ボーダフォン マクラーレン メルセデスのチームプリンシパルであるマーティン・ウィットマーシュ氏は次のように述べています。「akebonoのエンジニアは世界最高峰レベルへの挑戦にとどまらず、2007年のパートナーシップ開始以降、我々をグランプリでの優勝に30回以上も導いてくれました。ブレーキ技術に対するakebonoのたゆまない精錬と改善は、ラップタイムとして成果が出ています。そしてその成果は、彼らの勤勉さ、姿勢、そして努力を証明しています。我々は確信をもってakebonoをGTプログラムの独占的なブレーキサプライヤーとして指名しました。それはF1における彼らの信念に裏付けられた素晴らしいパートナーシップがあったからです」