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2013年08月01日

FIM 世界耐久選手権シリーズ"コカ・コーラゼロ" 鈴鹿8時間耐久ロードレース(鈴鹿8耐): akebonoがブレーキを供給するMuSASHi RT HARC-Pro. が優勝!

FIM 世界耐久選手権シリーズ"コカ・コーラゼロ" 鈴鹿8時間耐久ロードレース(鈴鹿8耐)の決勝が7月28日(日)に三重県 鈴鹿サーキットで開催され、akebonoのブレーキシステムを装着したMuSASHi RTハルク・プロ(ライダー:高橋巧、レオン・ハスラム、マイケル・ファン・デル・マーク/ホンダ CBR1000RR)が優勝を飾りました。

前日に行われたTOP10トライアルは、降りだした雨のため、上位10台による計時予選に変更。MuSASHi RTハルク・プロ(以下、ハルク・プロ)はトップ2台には及ばなかったものの2分7秒260をマークし、3番グリッドを獲得。好調を維持し、決勝に期待が持てる予選となりました。

迎えた決勝は、快晴の中スタート。前評判も高い4チーム、ハルク・プロ、F.C.C. TSR Honda、ヨシムラスズキレーシングチーム、MONSTER ENERGY YAMAHA-YARTがトップ集団を形成します。激しくトップが入れ替わりながらレースは進み、11周目にはハルク・プロがトップに立ちます。ライダー交代の後、MONSTER ENERGY YAMAHA-YARTが徐々に遅れ、上位3台による争いとなる中、ハルク・プロはF.C.C. TSR Hondaに抜かれ2位に後退します。

スタートから2時間が過ぎた58周目にF.C.C. TSR Hondaがデグナーカーブで転倒し、リタイア。68周目にヨシムラスズキレーシングチームもペナルティーと転倒により後退し、ハルク・プロが単独でトップに立ちます。

その後はハルク・プロが順調に後続を引き離し、2位以下が周回遅れとなる独走態勢に。残り1時間を切った後に降り始めた雨の中、2番手を走るヨシムラスズキレーシングチームに追い上げられますが、タイヤ交換をせずスリックタイヤのまま我慢の走行を続け、トップでチェッカー。ハルク・プロは2010年に続き2度目となる優勝を飾りました。

akebonoは、全日本ロードレース選手権のトップカテゴリであるJSB1000に2004年~2008年まで参戦しました。2011年シーズンに2年ぶりに参戦を再開し、2012年~2013年シーズンもMuSASHi RTハルク・プロにブレーキシステムを供給しています。

RACE DATA

天候: 晴れ/小雨
コース: ドライ/ウェット
観客: 61,000人
出走台数: 63台
優勝: MuSASHi RTハルク・プロ 214周(8時間)