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2014年10月02日

曙ブレーキ、欧州新会社の土地購入仮契約を締結

曙ブレーキ工業株式会社(代表取締役社長:信元久隆 本店:東京都中央区 本社:埼玉県羽生市、以下akebono)は、欧州におけるファウンデーションブレーキ(ブレーキキャリパーなど機構部品)研究開発センター子会社(Akebono Engineering Center, Europe S.A.S.)を2013年8月に設立し、開設のための準備を進めてきましたが、2014年10月1日にランスメトロポール(フランスのランス市を中心とした広域行政体)との土地購入仮契約書に署名しました。

署名式は購入予定地があるベザンヌ市(ランス市近郊)の市役所で行われ、シャンパーニュ・アルデンヌ地方議会のジャン=ポール・バシー議長、ベザンヌ市のジャン=ピエール・ベルフィ市長、当社からは代表取締役社長の信元久隆が出席しました。

現在、当社にはフランスのゴネス市にブレーキ摩擦材研究開発拠点、アラス市に摩擦材生産拠点がありますが、これに加え、2014年4月にスロバキアのトレンチーン市にブレーキキャリパー生産拠点、そして今回、ベザンヌ市にブレーキの機構研究開発センターを新設することにより、欧州のファウンデーションブレーキビジネスへの本格参入を目指します。

これは現在展開している新中期経営計画「akebono New Frontier 30-2013」の重点施策のひとつである「日米中心から日米欧アジアへのグローバル化の加速」に基づいた取り組みになります。研究開発から生産供給までの体制を構築することより、欧州における総合的なブレーキメーカーとしての地位を確立し、本格的にビジネス拡大を図るとともに、日米欧アジア4極での開発グローバルネットワークをさらに強化し、欧州およびグローバルでの競争力強化につなげていきます。

子会社の概要
(1) 名称:Akebono Engineering Center, Europe S.A.S.
(2) 所在地:フランス シャンパーニュ・アルデンヌ地方 ベザンヌ市(首都パリ北東 約125 km)
(3) 代表者:工藤 高(当社 取締役専務執行役員)
(4) 事業内容:ファウンデーションブレーキの研究・開発
(5) 設立:2013年8月28日
(6) 出資比率:曙ブレーキ工業株式会社 100%
(7) 敷地面積:約20,000m2

仮契約の概要
(1) 購入者:Akebono Engineering Center, Europe S.A.S.
(2) 販売者:ランスメトロポール<Reims Metropole>(ランス市を中心とした広域行政体)
(3) 購入予定地:ベザンヌ<Bezannes>市(ランス<Reims>市近郊)
(4) 購入予定地面積 :約20,000m2
(5) 購入目的:欧州ファウンデーションブレーキ開発拠点設立

署名式の様子