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2016年03月17日

曙ブレーキ工業、「日本機械学会賞(技術)」を受賞

曙ブレーキ工業株式会社(代表取締役社長:信元久隆 本店:東京都中央区 本社:埼玉県羽生市)が、「市販ロードカー用高性能自動車ブレーキの開発と量産化」において、一般社団法人日本機械学会より2015年度「日本機械学会賞(技術)」を受賞することが決まりましたので、お知らせします。

日本機械学会賞は、日本の機械工学と工業の発展を奨励することを目的として1958年に設けられ、毎年優れた論文、技術、製品が表彰されています。当社は1982年に、「乗用車用新形ディスクブレーキの開発」において、自動車部品業界で初めて日本機械学会賞を受賞しており、今回は2回目の受賞となります。

今回の受賞は、超高速・高温域からの安定した制動性能と大幅な軽量化の実現、および市街地走行での快適性の両立が評価されました。この市販ロードカー用高性能自動車ブレーキは、マクラーレンが2013年に発売した超高性能ロードカー『P1TM』に搭載されています。

『P1TM』用ブレーキシステム

『P1TM』用ブレーキシステム

当社はさまざまなモータースポーツ活動によって培ったブレーキ技術のノウハウを結集し、高性能量販車向けブレーキの開発を行っていますが、この度受賞が決定した『P1TM』用ブレーキシステムはその第一弾です。2015年には量販車向けとして世界初の10ポットブレーキキャリパー*1を開発しており、今後も更なる高性能量販車向けビジネスの拡大を図っていきます。

日本機械学会賞の表彰式は4月21日(木)に行われます。

【『P1TM』用ブレーキシステムの詳しい情報はこちら】

*1 10ポットブレーキキャリパー:片側5個ずつ、計10個のピストンを持つキャリパー