2021年10月18日
曙ブレーキ製品、中国の高性能SUV「Lynk & Co 05+」に採用
曙ブレーキ工業株式会社(代表取締役社長:宮地康弘 本店:東京都中央区 本社:埼玉県羽生市)は、中国のGeely Auto Group(ジーリー・オート・グループ)の高級自動車ブランド「Lynk & Co(リンク・アンド・コー)」の高性能SUV「05+(ゼロファイブ・プラス)」に、当社製フロント4ポットディスクブレーキキャリパー及び銅フリーブレーキパッドが採用されましたのでお知らせいたします。なお、「Lynk & Co」ブランドに当社製品が採用されたのは初めてとなります。
今回採用されたブレーキキャリパーは、当社がF1などモータースポーツ用ブレーキ開発で培った高い制動性能や軽量化と高剛性の両立という当社ならではの技術を活用して開発されたオポーズドタイプ(対向ピストン型)の製品です。また、お客様(Lynk & Co)への納期を短縮するために、コンピューターシミュレーション評価技術を新たに構築し、開発期間を従来に比べ大幅に短縮しました。
今後とも中国での積極的な拡販を図り、事業再生計画の達成、さらにその先の将来の成長につなげてまいります。
Lynk & Co 05+
Lynk & Co 05+用オポーズドタイプ4ポットディスクブレーキキャリパー
曙ブレーキグループ(akebono)は1929年の創業以来「安全・安心」を提供するグローバルなブレーキ専業メーカーとして社会に貢献しています。akebonoの事業の中心となっているのは自動車用のブレーキ製品です。ブレーキパッドやブレーキライニングなどの摩擦材、ディスクブレーキやドラムブレーキなどの機構部品をグローバルで供給しています。また、自動二輪車用ブレーキや新幹線をはじめとした鉄道車両用ブレーキ、フォークリフトなどの産業機械用ブレーキ、さらに、ブレーキの振動解析技術を活かしたセンサー製品にまで事業領域を拡大しています。
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